京急の本線（泉岳寺～浦賀間）と久里浜線（堀ノ内～三崎口間）の分岐点となるのがこの駅。昭和6年、現在の駅から約180m横須賀中央駅寄りに「横須賀堀内仮駅」としてスタートした。昭和11年6月に駅に昇格し、現在地に移ったのは、久里浜線が開通した昭和17年。そして、堀ノ内駅と改称されたのは昭和36年9月のことである。駅前の右手にあるガードをくぐって駅の裏に出ると、日蓮宗の泉福寺がある。こぢんまりとした寺だが、よく手入れされていて感じのよいたたずまいを見せている。境内を覆うように茂っているのは樹齢200年といわれるクロガネモチで、晩秋には赤い実をいっぱいにつける。

【所在地】横須賀市三春町3-45

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