日本ヨットの発祥地、葉山に建つ葉山マリーナでは、年間20回以上のヨットレースを開催。ヨットやボート、釣りなど国内のマリンスポーツ文化を牽引してきました。マリーナでは、約45分間のクルージングも実施。裕次郎灯台や江ノ島といった名所を周遊します。

「日本の水浴場88選」に選定されるだけあって、一色海岸の海水は驚くほどの透明度。三ヶ岡山に囲まれていて、木々の緑と青い海のコントラストがうつくしい。岩礁で磯遊びができるので、ファミリーにもおすすめ。すぐ近くには皇室の別邸、葉山御用邸も。

海に突き出た森戸岬に建つ森戸神社は、見晴らしのよさが評判。源頼朝が創建したと伝えられる由緒ある神社です。ご利益は、開運厄除、良縁、商売繁昌、恋愛成就など。また、夕焼けのスポットとしても有名。晴れた日の日没、神社裏手の海岸入り口から見事な夕焼けが臨めます。

葉山しおさい公園は、葉山御用邸付属邸跡地に開設。園内には日本庭園が併設され、鯉が泳ぐ池や茶室が格調高い景観を生んでいます。そのほか、海の生物を展示する葉山しおさい博物館も併設。

「逗子海岸」は、約800メートルにわたる砂浜に由来した「ハーフマイルビーチ」というキャッチフレーズが付いたファミリービーチ。海水浴はもちろんマリンスポーツも盛ん。夏に活況を迎えますが、冬の空気が澄んだ日に海岸から望む江ノ島と富士山（三浦半島夕日グランプリ ベストスポット）も見ものです。

標高92メートルの「披露山」山頂にある「披露山公園」。展望台からは、伊豆、箱根、富士山などが眺望できます。ベンチやテーブルもあるので休憩スポットとしても利用できます。ニホンザル、アヒル、クジャクなどが飼育されているミニ動物園は癒しの空間。

「神奈川県立近代美術館」は、国内初の公立近代美術館として1951年に開館しました。約14000件の所蔵作品は、洋画、日本画、彫刻、版画と多岐にわたります。2016年から「葉山館」、「鎌倉別館」でそれぞれ一年に数回の展覧会を開催（鎌倉別館は2019年のリニューアルに向けて休館中）。