ニュースリリース

2021年05月12日

2021年度 鉄道事業設備投資計画

ホームドア設置や連立事業の推進 総額約206億円

京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:原田 一之、以下京急電鉄)は安全・安定輸送確保のための安全対策投資を継続的に実施するほか、 ホームドアの設置や連続立体交差事業を推進し、2021年度は総額206億円(うち安全対策設備投資は194億円)の設備投資を行います。

主な内容としては、お客さまのホームからの転落や列車との接触を防止するため、引き続き平和島駅、京急東神奈川駅、日ノ出町駅、追浜駅および汐入駅にホームドアの設置工事を進めてまいります。

また、本年度より運用を開始したロングシートとクロスシートの切替が可能な新型車両を12両(4両×3編成)新造し、より快適な車内環境の提供を目指してまいります。さらに、電気設備および運転保安設備の改良・更新や、高架橋の耐震補強などの防災・地震対策を継続し、安全性の向上に努めます。そのほか駅のホーム上家延伸、エスカレーター更新、駅舎の改修などを実施し、お客さまへのさらなる利便性の向上を図ります。

加えて、 2020年4月1日に都市計画事業の認可を取得し、本年度から本格的な工事着手となる泉岳寺駅~新馬場駅間連続立体交差事業、現在設計等を進めている羽田空港第1・第2ターミナル駅引上げ線新設工事など、将来の成長に向けた投資についても着実に進めてまいります。

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新造車両1000形
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座席指定列車仕様
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一般仕様

設備投資計画の詳細について

安全対策関連 約194億円

新造車両と車両更新 約46億円

安全・快適にご利用いただけるよう1000形を新造し、既存車両の更新を行います。

  • 新造車両  1000形 12両(4両×3編成)
  • 車体の更新 1000形  8両(8両×1編成)

ホームドア設置工事 約22億円

お客さまがホームからの転落や列車との接触を防止するため、ホームドア設置工事を推進してまいります。

ホームドア設置  対象駅:平和島駅、京急東神奈川駅、日ノ出町駅、追浜駅、汐入駅

連続立体交差事業 約30億円

泉岳寺駅~新馬場駅間連続立体交差事業に本格着手するほか、大師線連続立体交差事業(第1期)工事は、東門前駅~小島新田駅間の地上整備を進めてまいります。

電気設備および運転保安設備の更新・改良 約21億円

電路、変電所、信号保安、保安通信等、各設備の改良・更新を行います。

駅改良工事(耐震補強含む) 約36億円

雨天時の混雑緩和のため、ホーム上屋延伸・駅舎の改築を行うほか、安全性および利便性向上を図ります。

  • ホーム上家延伸・改修

    対象駅:京急東神奈川駅、黄金町駅、浦賀駅

  • エスカレーター更新

    対象駅:新馬場駅、羽田空港第1・第2ターミナル駅

  • 駅舎耐震・改良

    対象駅:花月総持寺駅、金沢八景駅、羽田空港第1・第2ターミナル駅

その他安全対策の導入 約39億円

運行管理支援システム、発光信号機増設、踏切障害物検知装置改良ほか

  • 国や地方自治体との共同事業も上記の中には含まれておりますが金額表記は当社負担分です。

その他 約12億円