京浜急行電鉄株式会社（本社：東京都港区、取締役社長：原田 一之、以下 京急電鉄）は、京急線大森町～梅屋敷駅間の高架下スペースに整備を進めていた、地域の「クリエイター」と「町工場」の拠点づくりを目的とした、ものづくり複合施設「梅森プラットフォーム」を2019年4月1日（月）に開業いたします。

大田区は大規模製造を支えてきた町工場が集積し、事業所数および従業員数において都内で最大の規模を誇っているエリアです。近年はデザイン力や発想力を持つクリエイターが流入し、新しいネットワークが形成されつつあります。京急電鉄では高架下スペースを活用し、新しい発想を持ったクリエイターと技術力を有した町工場などの協業を促すことや、新たなものづくりの場を提供するため、ものづくり複合施設を開業いたします。

入居テナントの1つである「KOCA」は、蒲田エリアにおいて工房やシェアオフィス等クリエイターのための拠点づくりを行う株式会社アットカマタ（本社：東京都大田区、代表取締役：茨田 禎之、以下 ＠カマタ）が、クリエイターと町工場が協働し誰でも本格的にものづくりに取り組める、コワーキング機能を有したインキュベーション施設として運営いたします。

また、隣接する高架下には、新しいものづくりネットワークへの参加や事業拡大を狙う地元企業の株式会社トップウォーターシステムズ（本社：東京都大田区、代表取締役：武田 龍太郎、以下 トップウォーターシステムズ）が工場区画に入居するほか、梅屋敷周辺の不動産活用ノウハウを活かし、不動産企画・運営をしながら地域コンテンツの事業化に取り組む有限会社仙六屋（本社：東京都大田区、代表取締役：茨田 禎之、以下 仙六屋）、梅屋敷駅前にはパン・焼き菓子を取り扱うベーカリーカフェとして株式会社ベルベ（本社：神奈川県大和市、代表取締役：石川 民夫、以下 ベルベ）の「パン工房ベルベ」が入居いたします。

京急電鉄では、大森町～梅屋敷駅間高架下全体を新しいものづくりの拠点として活用できるよう、「梅森プラットフォーム」第2期以降の開発を順次進めてまいります。

「梅森プラットフォーム」ロゴ

「KOCA」イメージ

所在	東京都大田区大森西5丁目・6丁目付近　京急線大森町～梅屋敷駅間高架下
アクセス	梅屋敷駅徒歩約1分
配置図
敷地面積	約2,282㎡
延床面積	約1,153㎡
規模・構造	鉄骨造8棟（平屋建7棟、地上2階建1棟）
開業日時	2019年4月1日（月）9時

株式会社アットカマタ

名称	KOCA（コーカ）
営業内容	東京都認定インキュベーション施設 （コワーキングスペース運営、創業・ものづくり支援、イベントプログラム実施）
営業日時	月曜～金曜 9：00～22：00
予約・契約方法	公式サイトより
URL	https://koca.jp/（外部サイトへリンクします）

株式会社トップウォーターシステムズ

営業内容	産業用純水装置の製造および販売、開発設計およびプランニングなど
URL	http://www.top-water.co.jp/（外部サイトへリンクします）

有限会社仙六屋

名称	仙六屋
営業内容	不動産企画・運営、カフェ、イベントスペース
営業日時	月曜定休　11：00～18：00
URL	http://senrokuya.jp/（外部サイトへリンクします）

株式会社ベルベ

名称	パン工房ベルベ梅屋敷駅前店
営業内容	ベーカリーカフェ（取扱商品：パン、焼き菓子）
営業日時	日曜定休　7：00～19：00
URL	http://www.bellbe.com/（外部サイトへリンクします）

• ※ コーティング加工技術開発関連企業は入居交渉中

代表者	茨田　禎之
所在地	東京都大田区西蒲田1丁目2番12号
URL	http://atkamata.jp/（外部サイトへリンクします）

＠カマタは、大田区蒲田というエリアが秘めている「ものづくり」という可能性を最大限に活用しながら、クリエイターの拠点整備や制作環境を生み出す取り組みを行っています。まちのなかに点在する制作に必要な機材や空間をシェアすることで、蒲田全体を大きな「オフィス＋工場＝仕事場」に見立てながら、地域に根ざしたさまざまな実践・連携を進めています。また、KOCA運営開始と同時にデジタルファブリケーションを使ったパーソナル家具製作・販売事業「DOGBONE」（URL https://www.r-toolbox.jp/ex/dogbone/（外部サイトへリンクします） ）をスタートします。

2018年度中は京急電鉄を主催、＠カマタを事務局として「ラウンドテーブル」（URL https://www.rt-kamata.com/（外部サイトへリンクします） ）を計5回開催、新しいものづくりに挑戦するゲストを招き、参加者全員でこれからのものづくりや、梅森プラットフォームの将来像について議論しました。今後はKOCAのイベントプログラムとして実施し、新しい技術やコラボレーションによって可能になる新たなものづくりのあり方を高架下から発信、意欲的なプロジェクトを創出していきます。

第1回～第5回（2018年度実施）の様子

東京都が2015年から実施している「インキュベーション施設運営計画認定事業」により、民間事業者等による創業支援（インキュベーション）施設の事業計画のうち一定の基準を満たした施設を認定するものです。2015年度は15事業、2016年度は11事業、2017年度は12事業、2018年度は11事業が認定されています。

URL http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/chushou/shoko/sougyou/incu/（外部サイトへリンクします）

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