鉄道運行情報
葉山マリーナで海洋浮遊ごみ回収機「SEABIN」の共同運用を開始
2022年11月01日

株式会社葉山マリーナー(本社:神奈川県葉山町/取締役社長:寿浅実)と、株式会社ゴールドウイン(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:渡辺貴生)が展開するアウトドアウエアのブランド「HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)」は海洋浮遊ごみ回収機「SEABIN(シービン)」の共同運用を11月1日(火)から開始しました。今回の「SEABIN」は、セイコーウオッチ株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長:内藤昭男)から寄贈されたもので、10月7日(金)に数量限定で発売されたHELLY HANSENとセイコーウオッチ<セイコー プロスペックス>とのコラボレーションモデルを含む活動の一環として葉山マリーナに設置されました。10月5日(水)に「SEABIN」をマリーナ港内に設置しテスト運用を開始しました。「SEABIN」に溜まった浮遊ごみの回収、日々のメンテナンスなどの運用はHELLY HANSENと葉山マリーナのスタッフが共同して実施します。今後、葉山マリーナでは、地域住民などを対象に「SEABIN」を活用したワークショップやプロモーションを展開し、海の環境について考えるきっかけを創るなど、協力して様々な取り組みを行う予定です。尚、「SEABIN」で回収されたごみは、海を守る活動を強化するための研究や分析の材料となり、豊かな海を未来に残す環境保全活動の一助となります。

1日当たり1.5kgで、2mm超のマイクロプラスチックゴミも回収が可能
無人でも機能する画期的な海洋浮遊ゴミの収集方法
<セイコー プロスペックス>
株式会社葉山マリーナー 取締役社長 寿浅 実(じゅあさ みのる)氏
「当マリーナにおいて海は非常に大事な資源であり、皆様にマリンスポーツの楽しさ、素晴らしさを知っていただくことで、海の豊かさを守るという意識を拡げていきたいと思い活動をしています。 そのような中で、『SEABIN』の設置は当マリーナにとって象徴的な出来事です。従来は、ボートやヨットの艇置、相模湾のクルージング、レンタルボートの事業を行っていますが、『SEABIN』を設置することで、学校の課外授業などへ活用してもらうなど、個人のお客様も含め、海の環境を守る活動を拡げることができると期待しています。」
セイコーウオッチ株式会社 国内セイコーマーケティング部長 山﨑 博之(やまざき ひろゆき)氏
「プロスペックスは、ダイバーの皆様、そして海への恩返しを目的に『Save the Ocean』という、豊かな海を未来に残す環境保全活動を行っています。1965年に国産初のダイバーズウオッチを世に産み出して以来、ダイバーの皆様が少しでも良い環境でダイビングができるようにという想いを持ち、海での実験を重ね進化を実現してきました。 今回の活動は、HELLY HANSENが行っている『H2O プロジェクト』への共感と、その際に『SEABIN』を知ったことがきっかけとなりました。海洋浮遊ごみ及びマイクロプラスチックの回収も可能な『SEABIN』が増えれば、豊かな海を未来に残すという想いが実現できると考え、この度のコラボレーションの一環として寄贈をさせていただきました。」
株式会社ゴールドウイン ヘリーハンセン事業部長 古賀 淳史(こが あつふみ)
「HELLY HANSENは、2021年から『H2O プロジェクト』の名の下に、地球の水資源を守り、より良い環境にしていくために様々な取り組みを行っています。海洋プラスチック問題の解決へ向けた取り組みとして、海洋浮遊ごみ回収機『SEABIN』を設置したこともその取り組みのひとつです。 『SEABIN』で回収できるごみはごくわずかですが、回収したごみを分析しデータとして可視化できるため、ここから海をきれいにするヒントを得ることができます。 今回、セイコーウオッチ様から『SEABIN』を寄贈いただき、葉山マリーナへ設置させていただくことで、環境に関する教育や科学への興味につなげ、海の環境を守るためのコミュニティの構築を目指したいと思います。」

中央:株式会社葉山マリーナー 取締役社長 寿浅 実 氏
右 :セイコーウオッチ株式会社 国内セイコーマーケティング部長 山﨑 博之 氏