コロナ禍におけるワークスタイルの変化など、鉄道の利用シーンも大きく変わってきていることから、三浦半島から都心方面、特に都内区間における乗車機会の創出で、速達性を維持しつつ利便性向上をはかるなど「アフターコロナの沿線を、より便利に、より快適に」を目標に、1999年7月以来、23年ぶりとなる大幅なダイヤ改正を行います。
一方で、コロナ禍におけるご利用者数の減少および電気料金の高騰に伴う動力費の増加などにより、朝の通勤時間帯や日中時間帯の一部列車においては、需要にあわせた適正化を図り、運転の取りやめや時刻および編成両数の変更を行います。
沿線にお住まい方へのメリット強化に組む施策として抜本的な改正と位置付けて、今回ダイヤ改正を実施し、今後も沿線のまちづくりと、鉄道・バスをはじめとする移動基盤との連携など改めて見直しを進めてまいります。
「快特」「特急」を10分間隔で交互に運転し、特急停車駅の乗車機会が増えます。
「快特」を「特急」にすることで都内区間の停車駅が増え、また空港線内各駅から乗り換えなく都心方面へ向かえるようになるほか、平和島駅、青物横丁駅では乗車機会が倍増します。
「快特」「特急」は、途中の待ち合わせ駅での接続改善(快特・特急⇔普通)により、目的駅への到達時間の短縮や、途中駅へのアクセスを大幅に改善します。
一方で、羽田空港~逗子・葉山駅間運転の横浜方面への「エアポート急行」の運転間隔を10分から20分間隔に変更します。なお、途中駅へは接続を改善することで利便性を維持します。
平日朝の通勤時間帯に運転している「モーニング・ウィング5号」の運行時刻を約30分繰り上げ、品川駅到着時間をオフィス通勤に便利な時刻に変更します。
平日夕方から夜、お勤め帰りやお出かけ帰りに必ず座れる「イブニング・ウィング号」に、1か月間全列車(8本/日)の券面に記載された席を何度でもご利用できる「Wing Pass(イブニング・ウィング号)」を期間限定で、2023年1月分から発売します。
Wing Pass(イブニング・ウィング号)1枚につき、どなたでも1名様ご乗車になれます。
Wing Pass(イブニング・ウィング号)を紛失した場合、再発行はできません。
購入後、座席の変更はできません。予めご了承ください。
土休日、ゆったり座って快適空間でお出かけできる「ウィング・シート」の上り乗車可能駅を追加、利便性が向上します。2022年11月26日(土)から、三崎口~上大岡駅間のうち、従来6駅からのみご乗車いただいていた上りウィング・シートの乗車駅が、快特停車駅13駅全てから乗車可能になります。
パソコン・スマートフォンで、目的地までの運賃や乗換ルートを調べることができます。
2022年10月24日
京急線が23年ぶりに大幅ダイヤ改正を実施します