鉄道運行情報
2025年05月23日
沿線での交流拠点開設第6弾「黄金町みんなのひろばロックカク(仮称)」がオープン
京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:川俣 幸宏、以下 京急電鉄)、特定非営利活動法人初黄・日ノ出町環境浄化推進協議会(以下 協議会)、特定非営利活動法人黄金町エリアマネジメントセンター(以下 NPO)は、京急沿線エリアマネジメント構想「newcal(ニューカル)プロジェクト」における地域交流拠点の第6弾として、京急線黄金町駅高架下に「黄金町みんなのひろばロックカク(仮称)」を2025年6月1日(日)に開設いたします。
今回の開設に向けては、地域住民の方々など約40名が参加するワークショップ「ロックカクの楽しい活用アイディアと安心な運営を考えるカイギ」を、2024年5月から9回開催し議論を重ねてきました。カイギにおいて、地域住民などから「子どもたちが安心して遊べる広場をつくりたい」という意見があったことから、民間設置の公園として拠点を整備することを決定いたしました。開設後は、初黄・日ノ出町環境浄化推進協議会や黄金町エリアマネジメントセンターなどと共同で維持管理活動を行い、地域にとって安全で安心な交流の場を提供してまいります。
また、本拠点では、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)が推進する「B.Hopeゴール普及プロジェクト」の一環として、7月中旬に横浜ビー・コルセアーズを通じてバスケットゴールを設置する予定です。これは、横浜市内では初、横浜ビー・コルセアーズとしてもクラブ初となるゴール設置となります。
さらに、オープン当日の6月1日(日)には、地域主導によるオープニングセレモニーを開催するほか、プロテニスプレイヤーの笹原龍氏や横浜ビー・コルセアーズによる子ども向けのスポーツ体験イベントや、子どもワークショップを開催します。さらに、笹原氏のイベントにご参加のお子さまには、プロスポーツプレイヤーの支援を行うストラク株式会社からわらび餅をプレゼントいたします。
京急電鉄、協議会、NPOは、今後も共同で初黄・日ノ出町エリアの安全安心なまちづくりに取り組んでまいります。

アイディアと安心な運営を考えるカイギ」

デザイン協力:神奈川大学上野研究室、HOC
黄金町高架下地域交流拠点について
- 名称 :黄金町みんなのひろばロックカク(仮称)
- 開設日 :2025年6月1日(日)
- 営業時間:10時00分~17時00分
- 概要 :約430m2の施設内にボール遊びゾーン、自由に使えるフリー遊びゾーンを設置(屋外水栓、電源完備、トイレはなし)
- 概要 :約430m2の施設内にボール遊びゾーン、
自由に使えるフリー遊びゾーンを設置
(屋外水栓、電源完備、トイレはなし) - 料金 :無料(収益イベントの開催については事前協議)
- 料金 :無料(収益イベントの開催については
事前協議) - 予約方法:メール
- 予約窓口:NPO黄金町エリアマネジメントセンター
オープニングセレモニー・イベント
- 開催日時:2025年6月1日(日)
- 会場 :黄金町みんなのひろばロックカク(仮称)
- 開催内容:
時間 内容 12:00~12:30 【オープニングセレモニー】
・来賓祝辞
・地域の子ども達による太鼓演奏
・施設説明13:00~17:00 【オープニングイベント】
・地域によるスポーツ体験会(インディアカ)
・プロテニスプレイヤー笹原氏(テニス体験会コーナー)
・横浜ビー・コルセアーズ(バスケットボール体験コーナー)
- ※予約不要
- ※入場無料
「ロックカクの楽しい活用アイディアと安心な運営を考えるカイギ」について
- 概要
黄金町高架下交流拠点開設に向け、地域住民を中心に産官学の有志メンバーによる準備ワークショップを2024年5月から9回開催しました。地域の子ども達が安心して、安全に遊べる拠点を地域の皆さまと運営していきます。
- 参加者
約40名(2025年5月現在)
- 今後の予定
地元町内会や初黄・日ノ出町環境浄化推進協議会、黄金町エリアマネジメントセンターなど、地域と共同で「子どもたちが安心して遊べるひろば」の運営、管理活動を行います。
特定非営利活動法人黄金町エリアマネジメントセンター
横浜市中区の初音町、黄金町、日ノ出町を合わせた通称「初黄・日ノ出町地区」を主な活動エリアとするNPO法人です。
2008年に開催したアートフェスティバル「黄金町バザール2008」の成果を踏まえ、「アートによるまちづくり」を主軸とした日常的なまちづくり活動を進める団体として、2009年に発足しました。かつて違法風俗店舗が立ち並んでいたまちを二度と昔に戻さないよう、地域・行政・警察・大学・アーティスト等と連携しながら、アートを通じて創造的で特色ある「界隈」の形成を進めています。

特定非営利活動法人初黄・日ノ出町環境浄化推進協議会
京急線高架下の耐震補強工事により小規模店舗による違法営業行為が地域に拡散した状況を改善すべく2003年に発足したNPO法人です。
2001年からの警察による「バイバイ作戦」で違法営業店舗は壊滅状態となったものの、まちの空洞化等の新たな問題を抱えることとなりました。こうした時代に応じた諸問題の解決やまちの活性化に向けて、現在では「浄化推進部会」「まちづくり推進部会」「広報イベント部会」「地域商業推進部会」の4部会でさまざまな活動に取り組んでいます。
京急電鉄による初黄・日ノ出町地区での取り組み
京急電鉄では、横浜newcalの対象地区である初黄・日ノ出町地区において、高架下複合施設などでの拠点整備や様々な事業者とのイベントの実施により、地域と連携したさらなる「まちのにぎわい創出」に取り組んでいます。2008年の「日ノ出スタジオ」「黄金スタジオ」の開設を皮切りに、「アートのまち」に資する高架下開発を推進してまいりました。2024年6月にはアートに次ぐ新たなにぎわいの柱として、スポーツ・コミュニティ拠点をオープンし、水上交通の実証実験なども含めた周辺地域との広域連携によるエリア全体の活性化を目指します。
横浜ビー・コルセアーズとの連携
横浜ビー・コルセアーズ所属のB.LEAGUEが推進する「B.Hopeプロジェクト」の一環として、7月上旬(予定)に、バスケットゴールを1基提供いただきます。
2026年秋から始まるB.LEAGUE PREMIERに向けて連携を強化し、スポーツ人口の増加、スポーツによる健康増加に取り組みます。
- ※「ゴール普及」公園など街中にバスケットゴールを増やし、バスケファミリーがもっとバスケを楽しめる、環境の提供に取り組みます。
- 横浜ビー・コルセアーズHP
https://b-corsairs.com/ - B.LEAGUE
https://www.bleague.jp/ - B.LEAGUE PREMIER
https://www.bleague.jp/new-bleague/club/ - B.LEAGUE Hope
https://www.bleague.jp/b-hope/
プロテニスプレイヤー笹原氏

1992年7月生まれ。宮城県出身。
コート内外で華のある選手、指導者としても日本テニス界を背負って立つ存在として注目されている。19歳からアメリカに拠点を移し世界各国を転戦し、 (主にアメリカ、欧州など)積極的に訪れた国の文化に触れる。海外を拠点に活躍する傍ら、国内ジュニア達に海外でチャレンジできる機会をつくるために自身のアカデミーにも招待するなど、「世界で戦えるジュニア」の育成や、国内でのテニス普及に向けて精力的に活動する。
ストラク株式会社
- 商号 :ストラク株式会社
- 設立 :2022年2月2日
- 代表取締役:渡辺 大河
- 所在地 :横浜市神奈川区斎藤分町2-7
- 事業内容 :和菓子製造卸販売
- URL
ストラク株式会社 https://struc.co.jp/
菓匠六雁 https://rokugan.jp/
京都利休の生わらび餅 https://kyoto-rikyu.jp/
国際和菓子協会 https://international-wagashi.jp/
京急沿線エリアマネジメント構想「newcalプロジェクト」について

開始日
2024年3月14日(木)
名称
「newcal(ニューカル)プロジェクト」
名称由来
「New」+「Local」
新しいローカル(Local)のあり方を地域の方々と⼀緒になって生み出し、その地域ならではの新しい魅力を発見(Newな発見)し、より多くの人に届けていく構想です。
「Local」のあり方が今後も注目される中、京急グループがその「新しいLocal」のあり方を、エリアマネジメントによって見出していく意思も込めています。
また、「ニューカル」という響きは、「new culture = カルチャー」を感じさせ、その地域ならではの新しい文化を地域の方とともに生み出していく想いも込めています。
目的
「沿線価値共創戦略」において重視する、地域との連携を具体化する4つの共創活動の「組織化」「地域拠点整備」「MaaS整備」「モビリティ整備」の推進を通じた将来像として、デジタル基盤とともに沿線地域が一体となったサービス「EaaS(ENSEN as a Service)」の構築を目指します。