鉄道運行情報
2025年03月28日
訪日外国人観光客向け手荷物当日配送サービスを開始します
京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、取締役社長:川俣 幸宏、以下 京急電鉄)は、2024年8月19日(月)から実施していたecbo株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:工藤 慎一、以下 ecbo)と実施していた羽田空港第3ターミナル駅での訪日外国人観光客向けの手荷物当日配送サービスの実証実験を、2025年3月28日(金)から本運用に移行し、常設カウンターにリニューアルいたしました。
実証実験では、羽田空港第3ターミナル駅構内の特設カウンターで預かった手荷物を当日中に指定の宿泊施設に配送をし、快適でスムーズな空港アクセスの実現を図ったほか、増加する訪日外国人観光客ニーズの検証を行ってまいりました。今後も国際的イベント等による訪日外国人観光客のさらなる増加が見込まれることから、このたび本運用へと切り替えてサービスを開始するとともに、手荷物受付カウンターを刷新いたしました。
現在は、羽田空港から指定の宿泊施設への配送を行っていますが、今後、これまでとは逆ルートの宿泊施設から羽田空港への配送や、きっぷと連携した新たなサービスも検討し、インバウンドのお客様のさらなる受け入れ体制強化と利便性向上を図ります。
京急電鉄とecboは、2020年4月に、「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM」第2期採択企業として初の資本業務提携を実施しており、今後も、手荷物預かり配送サービスの提供を通じて、駅ナカおよび電車内の荷物による混雑の緩和と「手ぶら観光」の促進、移動体験の向上によって"人の移動"を起点とした新たな価値の創出を目指します。


訪日外国人観光客向け手荷物当日配送サービスについて
訪日外国人観光客向け手荷物当日配送サービスについて
リニューアル | 2025年3月28日(金) |
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受付時間 | 9:00~16:00 |
受付場所 | 羽田空港第3ターミナル駅2階エスカレーター脇 常設カウンター(2階KEIKYU TICカウンター奥) ![]() |
受付方法 | (1)WEB事前申し込み
URL:https://delivery.ecbo.io/en(英語) URL:https://delivery.ecbo.io/tw(中国語繁体字) (2)当日受付 |
配送先 | 東京23区、川崎市、横浜市内および浦安市内のホテルおよび宿泊施設 |
配送時間 | 受付当日の19:00頃までに配送
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利用料金 | 小型荷物(3辺120cm以下)で1,500円 大型荷物(3辺160cm以下)で2,000円 特大荷物(3辺160cm以上)で3,000円 さらに、13時以降の受付でそれぞれプラス500円
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決済方法 | 当日カウンターにて、現金および各種キャッシュレス決済
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注意事項 | ペット/生物、危険物、貴重品・金品等、一部受け入れ不可の荷物がございます。 詳細は下記、WEBサイト上の利用規約からご確認ください。 https://delivery.ecbo.io/en(英語) |
参考
参考
ecbo株式会社について
ecbo株式会社は、「世界中のモノの循環を滑らかにする」をミッションに、テクノロジーとデザインを通じて「人のモノの所有の仕方」を改善する企業です。主力事業である「ecbo cloak」は、スマホで簡単に荷物を預けることができるシェアリングサービスで、日本全国1,000店舗以上で展開し、2023年からは台湾でもサービスを提供しています。「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM」第2期において、応募総数102社中の5社として採択され、2020年4月に「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM」初となる資本提携契約を締結しました。手荷物を起点とした旅客の移動や観光における課題解決、移動体験の向上による新たな価値を生み出すことを目指し、共創に向けた関係強化を進めています。

会社名 | ecbo株式会社 |
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所在地 | 東京都渋谷区代官山町20―23 フォレストゲート代官山 MAIN棟3F |
社長 | 工藤 慎一 |
創立 | 2015年6月2日 |
URL | https://ecbo.io/ |
事業内容 | 荷物預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」、宅配物受け取りサービス収納アプリ「ecbo pickup(エクボピックアップ)」の運営 |
「KEIKYU ACCELERATOR PROGRAM」について
2017年から開始し、これまで計3回の本プログラムの開催を通じ、22社の事業採択、京急グループと17件の実証実験、3件の事業化、2件の資本提携を実行するなど、スタートアップ企業との共創による新たな価値の創出に取り組んでまいりました。
2024年2月にリニューアルし、新たな価値創出の中核となる「移動」と「まち創造」2つのプラットフォームの未来にむけた16のテーマを公開、スタートアップ企業をはじめとする多様な外部パートナーとの共創により新たな価値の創出を目指す常時募集・常時推進型のオープンイノベーションプラットフォームへと進化いたしました。リニューアル以降、5件の事業共創を実現しています。
URL https://openinnovation.keikyu.co.jp/

