ニュースリリース

2024年09月20日

神奈川県版脱炭素モデル地域の取り組み、三浦半島のブルーカーボンについて知ろう!

親子で参加!ブルーカーボン体験ツアーを開催いたします

 
11月10日(日)は京急川崎駅大師線ホームより1日限りの特別な貸切列車も運行!

京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:川俣 幸宏、以下 京急電鉄)と株式会社京急アドエンタープライズ(本社:横浜市西区、社長:横内 千明、以下 京急アド)は、神奈川県が推進する神奈川県版脱炭素モデル地域ブルーカーボン推進事業を受託し、2024年11月10日(日)と11月17日(日)にブルーカーボン体験ツアーを実施いたします。これは、神奈川県在住のお子さまとその保護者を対象に「海の豊かさを取り戻し」、「温暖化対策」と「生物多様性の保全」に繋げる活動としての「ブルーカーボン」を認知してもらい、個人個人が自分事として何ができるかを考えるきっかけ作りとなることを目指します。参加者は、葉山マリーナ(三浦郡葉山町)にてブルーカーボンに関するレクチャーを受けた後、実際にクルーザーに乗船して葉山港沖の藻場に向かい水中ドローンによる藻場の見学や、サザエの稚貝の放流を行うほか、海洋浮遊ごみ回収機「SEABIN(シービン)」の見学をいたします。ブルーカーボンに関するレクチャーと藻場の見学・稚貝の放流は、葉山町の葉山水域環境実験場にて藻場の再生の研究を行っている鹿島建設株式会社が行い、クルーズ船の運航と海洋浮遊ごみ回収機「SEABIN」の見学は株式会社葉山マリーナーが連携し実施いたします。

ツアー1回目の11月10日(日)は、1000形「Le Ciel(ル・シエル)」の貸切列車にご乗車いただくツアーです。京急川崎駅大師線ホームから逗子・葉山駅まで運行し、車内ではブルーカーボンや三浦半島の脱炭素に関する取り組みをクイズ形式でご紹介するイベントなどをご用意しております。

また、今回のツアーで使用する列車と葉山マリーナにおいては、再生可能エネルギー由来の電力を導入しており、CO2排出量が実質ゼロとなっているほか、クルーザー等、その他ツアーにおいて排出されるCO2排出量に相当するブルーカーボンクレジットを、葉山アマモ協議会を通じて購入することで、本ツアーによるCO2排出量のオフセットと三浦半島の藻場の再生・保全活動に寄与いたします。

海洋浮遊ごみ回収機「SEABIN」
藻場
貸切列車1000形「Le Ciel」

※画像は全てイメージです

「親子で参加!ブルーカーボン体験ツアー」について

「親子で参加!ブルーカーボン体験ツアー」について

概要

神奈川県内に在住のお子さまとその保護者を対象に「海の豊かさを取り戻し」、「温暖化対策」と「生物多様性の保全」に繋げる活動としての「ブルーカーボン」を認知してもらい、個人個人が自分事として何ができるかを考えるきっかけ作りとなるツアーを実施いたします。主なツアー内容としては、ブルーカーボンに関するレクチャー、藻場の見学、サザエの稚貝の放流、海洋浮遊ごみ回収機「SEABIN」の見学となります。また、ツアー1回目の11月10日(日)は、京急川崎駅大師線ホームから貸切列車を運行いたします。


ツアー名称

親子で参加!ブルーカーボン体験ツアー


実施日

第1回 2024年11月10日(日)7:45~13:00(予定)

第2回 2024年11月17日(日)午前の部 8:40~12:00(予定)、午後の部 12:40~16:00(予定)

  • 荒天中止、雨天決行。クルーザーの運航状況により欠航時代替プランに変更する場合があります。

募集人数

各回30組60名

  • お子さま1名(小学4年生以上を推奨)に付き、大人1名のご参加をお願いいたします。
  • 原則として、神奈川県在住(お子さまが県内に在学している場合を含む)の方に限ります。

会場

葉山マリーナ(三浦郡葉山町堀内50-2)


募集期間

2024年9月20日(金)14:00~10月21日(月)17:00 まで

  • 応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。当選者のみにご連絡いたします。

ツアースケジュール

【第1回 11月10日(日)】

時間 実施内容
 7:45 京急川崎駅 中央口 改札外 集合/受付
 8:27 貸切列車にて京急川崎駅大師線ホーム1番線から出発
運行区間:京急川崎駅~逗子・葉山駅
車内では、体験ツアーの説明、ブルーカーボン・脱炭素関連のクイズを実施
 9:05 逗子・葉山駅 到着 貸切バスにて葉山マリーナへ移動
 9:30 葉山マリーナに到着
10:00 三浦半島地域のブルーカーボンの取り組みや海洋環境についてのレクチャー
11:00 クルーザーに乗船し水中ドローンを使った藻場の見学・サザエの稚貝放流
海洋浮遊ごみ回収機「SEABIN」見学説明 ※2班に分かれて実施
13:00 アンケート記入 現地解散

【第2回 11月17日(日)】

午前の部

時間 実施内容
 8:40 葉山マリーナ3階「エメラルドルーム」集合/受付
 9:00 三浦半島地域のブルーカーボンの取り組みや海洋環境についてのレクチャー
10:00 クルーザーに乗船し水中ドローンを使った藻場の見学・サザエの稚貝放流
海洋浮遊ごみ回収機「SEABIN」見学説明 ※2班に分かれて実施
12:00 アンケート記入 現地解散

午後の部

時間 実施内容
12:40 葉山マリーナ3階「エメラルドルーム」集合/受付
13:00 三浦半島地域のブルーカーボンの取り組みや海洋環境についてのレクチャー
14:00 クルーザーに乗船し水中ドローンを使った藻場の見学・サザエの稚貝放流
海洋浮遊ごみ回収機「SEABIN」見学説明 ※2班に分かれて実施
16:00 アンケート記入 現地解散
  • 実施時間は前後することがございます。
  • 各回とも昼食のご用意はございません。
  • 施設や運行の状況、ツアー当日でも主催者側の都合により、変更および中止する場合がございます。
  • 11月10(日)は添乗員が同行いたします。
  • 11月17(日)は添乗員が同行いたしませんが、現地スタッフが対応いたします。

参加費

無料


旅行企画・実施

株式会社京急アドエンタープライズ ビジネスサポート事業部

観光庁長官登録旅行業第 2020号 総合旅行業務取扱管理者 石田淳一


企画協力

【鹿島建設株式会社】運営企画

【株式会社葉山マリーナー】運営企画


申込方法

newcalサイトのブルーカーボンツアー専用LP内応募フォームから受付

URL:https://newcal.jp/miura/feature/bluecarbon2024

お客さまのお問い合わせ先

京急ご案内センター

(受付時間)9:00~17:00 年末年始は休業

※営業時間は変更となる場合がございます。

お電話でのお問い合わせ

03-5789-8686

045-225-9696

(本ツアーに関するお問い合わせ)
株式会社京急アドエンタープライズ ビジネスサポート事業部

(受付時間)平日10:00~18:00

お電話でのお問い合わせ

045-307-3855

Mail:[email protected]

参考

参考

神奈川県版脱炭素モデル地域とは

神奈川県が独自に設定するもので、県有施設への再エネ導入などを重点的に取り組むほか、域内の市町村、企業など様々なステークホルダーと連携して、脱炭素化に向けた施策に取り組む地域です。

2022年7月に、三浦半島地域圏を神奈川県版脱炭素モデル地域に設定し、関係人口・交流人口の増加や交通渋滞の解消等、地域特有の課題の解決と地域の脱炭素化、地域活性化を同時に図ることを目指して、脱炭素化等の取組を進めています。

詳細は、以下ホームページをご参照ください。

URL:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ap4/modeltiiki.html


鹿島建設株式会社技術研究所(葉山水域環境実験場)について

葉山水域環境実験場は、1984年に葉山町に設立された水域環境の研究を行っている施設です。相模湾に面する壮大な自然に囲まれた研究施設では、衰退が問題となっている藻場やサンゴ礁の保全や再生技術などの研究を行っています。

また、地域活動として、葉山町の漁業者、ダイバー、学校で構成される「葉山アマモ協議会」に参画し、地域協働で藻場の保全活動を行っています。この活動は、ブルーカーボンの創出にも貢献し、2022年度46.6t-CO2、2023年度49.7t-CO2のJブルークレジットが認可されています。

 

葉山マリーナについて

1964年、東京オリンピックの開催でヨット競技のサブマリーナとなった、日本ヨット発祥の地・葉山において開業して以来、多くのセーラー憧れのマリーナとして葉山のシンボルとなっています。国際ヨットレースが開催されたほか、現在も年20回以上のクラブレースが開催され、熱いゲレンデとして好評を博しています。また、ヨット・モーターボートの艇置のほか、2024年から江ノ島・葉山間を結ぶ海上タクシーの運航を開始し、相模湾の景勝を望む新たな交通手段を確立しました。さらに、葉山町、株式会社ゴールドウインとの三者間で次の世代に向けて環境資源を守り育てるための包括協定を締結し、小中学生を対象にしたワークショップや体験コンテンツなど年間を通して多数実施しています。

 

京急沿線エリアマネジメント構想「newcalプロジェクト」について

  • 開始日

    2024年3月14日(木)

  • 名称

    「newcal(ニューカル)プロジェクト」

  • 名称由来

    「new」+「Local」

    新しいローカル(Local)のあり方を地域の方々と⼀緒になって生み出し、その地域ならではの新しい魅力を発見(Newな発見)し、より多くの人に届けていく構想です。

    「Local」のあり方が今後も注目される中、京急グループがその「新しいLocal」のあり方を、エリアマネジメントによって見出していく意思も込めています。

    また、「ニューカル」という響きは、「new culture = カルチャー」を感じさせ、その地域ならではの新しい文化を地域の方とともに生み出していく想いも込めています。

  • 目的

    「沿線価値共創戦略」において重視する、地域との連携を具体化する4つの共創活動の「組織化」「地域拠点整備」「MaaS整備」「モビリティ整備」の推進を通じた将来像として、デジタル基盤とともに沿線地域が一体となったサービス「EaaS(ENSEN as a Service)」の構築を目指します。