ニュースリリース

2024年09月04日

京急線全駅でクレジットカードによるきっぷの発売開始!

 
~タッチ決済乗車サービスと併せてキャッシュレスの拡大&インバウンド旅客の更なるサービス向上へ~

京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、取締役社長:川俣 幸宏、以下 京急電鉄)は、2024年10月1日(火)より、京急線全72駅(泉岳寺駅を除く)において、クレジットカードによる乗車券の発売を開始いたします。

本サービスは京急グループ第20次総合経営計画における重点事業展開「日本の玄関口・羽田空港のポテンシャル最大化・活用」を具体化する施策であり、社会的なキャッシュレス需要への対応も併せて実現いたします。

本サービスは、日本の玄関口・羽田空港へお越しのインバウンドのお客さまが、事前に両替等を行う必要なく目的地までの普通乗車券(きっぷ)の購入が可能となり、インバウンドの受け入れ体制強化と、更なる利便性向上を図ります。なお、クレジットカードにてきっぷを購入できる機器は、泉岳寺駅を除く京急線全72駅設置の自動券売機(多言語対応)となり、駅係員を介さずお客さまご自身で購入いただけます。

また、京急電鉄では、2024年5月に発表した「クレジットカードやデビットカード等のタッチ決済による乗車サービスの実証実験」を2024年12月に開始いたします。まずは12月のサービス開始時にインバウンドのお客さまが多くご利用される空港線を中心とした9駅で先行実施し、さらに2025年中には京急線全駅で改札機へのタッチ決済による乗り降りが可能となるよう準備を進めてまいります。

当社は鉄道利用におけるキャッシュレスサービスの拡大等により、今後も拡大が想定されるインバウンドのお客さまがご利用しやすい環境整備を推進し、羽田空港アクセス事業者として確固たる地位の確立を目指してまいります。

各駅設置自動券売機
インバウンド旅客で混雑する
羽田空港第3ターミナル駅
タッチ決済端末(イメージ)

京急線キャッシュレス施策の概要

京急線キャッシュレス施策の概要

クレジットカードによる乗車券発売

  • 開始日

    2024年10月1日(火)

  • 対象駅

    京急線全72駅(泉岳寺駅を除く)

  • 対象券種

    普通乗車券(きっぷ)、定期乗車券

    • 定期乗車券は現在もクレジットカードで購入可(変更なし)
    • ICカード乗車券(PASMO)の購入・チャージは対象外
    • 往復乗車券、企画乗車券、割引回数券は対象外
  • 対象機器

    自動券売機(日・英・中・韓の4言語対応)

  • 決済ブランド

    Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover

クレジットカードやデビットカード等のタッチ決済による乗車サービス(実証実験)

  • 開始時期

    2024年12月(具体的な開始日は改めてご案内いたします)

  • 対象駅

    羽田空港第1・第2ターミナル駅、羽田空港第3ターミナル駅、品川駅、京急蒲田駅、糀谷駅、大鳥居駅、穴守稲荷駅、天空橋駅、横浜駅
    ※2025年中に京急線全駅対応予定

  • 乗車方法

    お手持ちのタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等を、新たに自動改札機に設置する専用リーダー※にタッチすることで、そのまま改札を通過しご乗車いただけます。

    • 一部の駅や改札においては、専用の端末機での対応となります
  • 決済ブランド

    Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯
    (Mastercardは今後追加予定)

総合経営計画における重点事業展開(羽田)について

京急電鉄では、2024年5月に公表した京急グループ第20次総合経営計画において、品川・羽田・横浜の成長トライアングルゾーンと各エリアとの相互連携により、沿線の発展・活性化を図る「重点事業展開」を設定いたしました。

その一つとして「日本の玄関口・羽田空港のポテンシャル最大化・活用」を目指しており、2019年度に実施した加算運賃引き下げによる価格優位性と羽田空港第1・第2ターミナル駅引上線整備による輸送力増強、タッチ決済乗車サービスの導入等によるサービス向上を図り、インバウンド需要の創出と取り込みを実践してまいります。

【京急グループ第20次総合経営計画より抜粋】