ニュースリリース

2024年08月21日

神奈川県版脱炭素モデル地域の取り組み、三浦半島の移動を快適に!環境にやさしく!

小型EV・電動キックボード利用体験クーポンを配布します

 
三浦半島地域のコワーキングスペースとの連携による「新しいライフスタイル提案」も実施

京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:川俣 幸宏、以下 京急電鉄)と株式会社サンオータス(本社:横浜市港北区、代表取締役社長:北野 俊、以下 サンオータス)は、神奈川県が推進するモデル地域電動モビリティ普及事業を受託し、2024年8月26日(月)から2025年1月31日(金)まで、神奈川県版脱炭素モデル地域での取り組みとして、三浦半島地域のモビリティステーションを利用した方を対象に、小型EVおよび電動キックボードの利用体験クーポンの配布を通じた電動モビリティ利用促進キャンペーンを実施いたします。

京急電鉄とサンオータス、神奈川県の3者は、2023年10月に県版脱炭素モデル地域である三浦半島地域圏において、脱炭素化と人口増加、交通渋滞解消および防災機能強化等といった地域課題の解決を同時に図る取り組みを強化するため、MaaSと連携した電動モビリティの普及による脱炭素化の推進や、電動モビリティおよび充電ガレージを災害時に活用する取り組みを連携・協働していくことを目的に、「三浦半島地域における脱炭素化及び地域課題の解決に向けた連携協定」を締結いたしました。

今回、小型EV・電動キックボードをご利用の方に、小型EV2,000円分(120分)、電動キックボード750円分(45分)の1回限定クーポンを配布し、環境負荷の少ないモビリティを体験いただくことで、地域住民や来訪者のライフスタイルが脱炭素型へ転換するきっかけを提供し、地域の脱炭素化とともに、マイカー利用減少による交通渋滞解消といった地域課題の解決を同時に図り、地域の魅力向上につなげることを目指します。

また、同期間中に、横須賀市、逗子市、三浦市内の指定のコワーキングスペースを利用した方には、期間中に繰り返し利用可能なモビリティ利用体験クーポンを配布し、仕事や勉強、休息などの前後に、電動モビリティの利用による各所への移動を促進し、三浦半島の新たな魅力を発見していただき、地域住民から観光客の方まで幅広く新しいライフスタイルの提案を行います。

京急電鉄とサンオータス、神奈川県は、この取り組みを通じ、CO2排出量が少ない「公共交通+2次交通としての小型EV/電動キックボード」による移動環境を整備し、地域として環境負荷の軽減に取り組む持続可能な観光の実現を目指します。

電動モビリティ利用促進キャンペーンについて

電動モビリティ利用促進キャンペーンについて

概要

脱炭素に資する電動モビリティを活用したキャンペーンを展開し、来訪者や地域住民に対し地域の脱炭素化や交通渋滞の解消を図ります。電動モビリティご利用時、ステーションに掲出しているクーポンコードを入力すると、小型EV2,000円分(120分)、電動キックボード750円分(45分)を1回限定で無償にて利用可能です。また、横須賀市、逗子市、三浦市内の指定のコワーキングスペースを利用した方には、期間中に繰り返し利用可能な電動モビリティ利用体験クーポンを配布いたします。

キャンペーン名称

電動モビリティ利用促進キャンペーン

URL

https://newcal.jp/miura/feature/mobilitycp2024

実施期間

2024年8月26日(月)から2025年1月31日(金)

キャンペーン詳細について

クーポン掲出(イメージ)
  • 各ステーションで1回限定体験クーポン配布

    ステーションマップ内の各ステーションに1回限定体験クーポンコードを掲出いたします。小型EV、電動キックボードをそれぞれ1回ご利用可能です。

    • 小型EVと電動キックボードでクーポンコードは異なります。
    • エリア内にて1回限り利用可能です。
  • 提携コワーキング施設で繰り返し使える体験クーポン配布

    以下のコワーキング施設内に、キャンペーン期間中、繰り返し利用可能な体験クーポンコードを掲出し、仕事や勉強、休息などの前後に、電動モビリティの利用による各所への移動を促進し、三浦半島の新たな魅力を発見していただき、地域住民から観光客の方まで幅広く新しいライフスタイルの提案を行います。

    提携施設

    RoomUs久里浜 所在:神奈川県横須賀市久里浜1-4-14(京急久里浜駅徒歩2分)
    URL:https://roomus.keikyu.co.jp/index.html
    AMIGO HOUSE 所在:神奈川県逗子市新宿3-2-40(逗子・葉山駅徒歩15分)
    URL:https://amigo-house.com/
    BAYSIDE SHARE MIURAKAIGAN 所在:神奈川県三浦市南下浦町上宮田1443-1F(三浦海岸駅徒歩5分)
    URL:https://www.bayside-share.com/
    • 施設内にクーポンコードを掲出いたします。施設への入館および施設利用、利用料金、定休日については、各施設の公式ホームページをご確認ください。
    • クーポンコードは、8月26日(月)から10月31日(木)と、11月1日(金)から1月31日(金)で異なるコードを掲出いたします。クーポンの有効期間も上記の期間に準じます。

貸出モビリティ

小型EV「HELLO MOBILITY」、電動キックボード「SEA Board」

貸出場所

三浦半島地域(横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町)の「HELLO MOBILITY」および「SEA Board」ステーション 全37拠点

  • 運営会社

    株式会社サンオータス、OpenStreet株式会社

  • 利用時間

    小型EV:24時間利用可能
    電動キックボード:7:00~19:00(最終貸出時間18:30)

    • 当サービスはご利用状況により、貸出場所に車両がない場合がございます。
      小型EV、電動キックボードともに、車両の有無を事前にご確認ください。

利用金額

小型EV

キャンペーン料金:1回限りクーポンご利用で120分に達するまで無料、以降通常料金

通常料金(税込):15分 220円

パックプラン3時間 2,420円/6時間 4,400円/12時間 6,600円

※安心補償パック 330円/回(任意)

電動キックボード

キャンペーン料金:1回限りクーポンご利用で 45分無料、以降通常料金

通常料金(税込):初乗り15分 250円、以降30分ごとに500円

利用時間から料金を自動で算出し、登録したクレジットカードで決済されます。

走行可能範囲とステーションマップ(2024年8月現在)

下図の緑枠内が走行可能範囲です。SEA-Boardは走行可能範囲から出た場合には自動的に電源が切れ、走行可能範囲に戻ると再び電源が入ります。

利用方法

小型EV
  1. 1.アプリをダウンロード

    二次元コードから「HELLO MOBILITY」のアプリをダウンロードしてください。

  2. 2.免許登録

    免許証、決済方法を登録し、審査完了まで数時間~3日お待ちください。

  3. 3.ご利用開始

    登録完了後、小型EVをご利用いただけます。

  1. 4.ご利用終了

    専用のステーションに戻り、区画内に駐車しアプリから返却をすると、ご利用終了です。

  2. 5.キャンペーンクーポン適用方法

    ステーション看板もしくは提携コワーキングスペースに掲出されているクーポンコードを確認し、アプリにクーポンコードをご登録すると、120分無料でご利用いただけます。120分以降、通常料金が課金されます。すでに会員の方もクーポンをご利用可能です。

    • ステーション看板掲出のクーポンは三浦半島内で1回限り有効です。
    • 1回のご利用で120分に満たない利用の場合には次回以降の利用時にも120分に達するまでクーポンが適用されます。
    • 提携コワーキングスペースに掲出のクーポンは有効期間中、何度でもご利用可能です。
    • クーポンは、予算に達し次第、配布終了いたします。(小型EV・電動キックボード総額)
電動キックボード
  1. 1.ご利用登録

    ウェブアプリにアクセスし、初回ご利用前に本人確認書類(顔写真付き)の登録を行います。
    本人確認書類の承認が完了次第、ライド前同意書へ同意の上、交通ルールテストを受けます。

  2. 2.ご利用開始

    登録完了後、利用ポートから車両を選択し、電動キックボードをご利用いただけます。

  3. 3.ご利用終了

    専用ポートに駐輪し、ウェブアプリより返却操作を行います。クレジットカードまたはPayPayで決済を行い、ご利用終了です。

  1. 4.キャンペーンクーポン適用方法

    ステーション看板もしくは提携コワーキングスペースに掲出されているクーポンコードを確認し、アプリにクーポンコードを登録すると、45分無料でご利用いただけます。45分以降、通常料金が課金されます。すでに会員の方もクーポンをご利用可能です。

    • ステーション看板掲出のクーポンは三浦半島内で1回限り有効です。
    • 1回のご利用で45分に満たない利用の場合にも次回以降の利用に繰り越すことはできません。
    • 提携コワーキングスペース掲出のクーポンは有効期間中、何度でもご利用可能です。
    • クーポンは、総額100万円に達し次第、配布終了いたします。(小型EV・電動キックボード総額)

注意事項・その他

小型EV

普通自動車免許が必要です。免許を携帯し、道路交通法を順守して走行してください。

電動キックボード
  • エリア内の走行時、ヘルメットの着用は任意です。また、車道、普通自転車専用通行帯、自転車道の走行が認められています。歩道は走行できません。
  • 2023年7月以降のご利用について

    2023年7月1日(土)改正道路交通法が施行され、新ルールでのサービスに移行いたしました。
    16歳以上は、免許不要となりますが、利用前に現サービス同様にオンラインでの年齢確認書類の登録が必要となります。

お客さまのお問い合わせ先

  • 神奈川県版脱炭素モデル地域に関するお問い合わせ
    神奈川県環境農政局脱炭素戦略本部室

    脱炭素企画担当課長 前橋 TEL.045-210-4052

    連携グループ内山 TEL.045-285-0787

  • 本キャンペーンに関するお問い合わせ
    京急ご案内センター

    受付時間 9:00~17:00(年末年始は休業)

    TEL.03-5789-8686045-225-9696

    ※営業時間は変更となる場合がございます。

  • 電動モビリティサービスに関するお問い合わせ
    株式会社サンオータス SQUARE Mobility

    神奈川県藤沢市辻堂6-21-1 湘南T-SITE3号館1F

    TEL.0466-53-9543

    URL:http://sa-mobility.com/

    営業時間 8:00~20:00(元旦は休業)

参考

参考

神奈川県版脱炭素モデル地域とは

神奈川県が独自に設定するもので、県有施設への再エネ導入などを重点的に取り組むほか、域内の市町村、企業など様々なステークホルダーと連携して、脱炭素化に向けた施策に取り組む地域です。

2022年7月に、三浦半島地域圏を神奈川県版脱炭素モデル地域に設定し、関係人口・交流人口の増加や交通渋滞の解消等、地域特有の課題の解決と地域の脱炭素化、地域活性化を同時に図ることを目指して、モビリティの脱炭素化等の取組を進めています。
詳細は、以下ホームページをご参照ください。

URL:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ap4/modeltiiki.html

三浦半島地域における脱炭素化及び地域課題の解決に向けた連携協定について

  • 目的

    三浦半島地域において、電動モビリティの積極的な導入やMaaSの利用促進により、地域脱炭素の推進を図るとともに、渋滞解消、関係人口の増加、地域経済の活性化及び災害対策の強化など、地域課題の解決も同時に図る取り組みを相互に連携して実施します。

  • 連携事項

    地域脱炭素の推進に向けた電動モビリティの普及促進及び災害時における活用に関すること

主体 主な役割
神奈川県
  • 電動モビリティやMaaSの普及啓発・利用促進に向けた取り組み
  • 避難所等で、電動モビリティや充電ガレージを活用
  • 上記事項に関する市町との連携・調整
京急電鉄
  • 観光型MaaSの普及に関する取り組み
  • 地域における更なるMaaSの利活用の検討
サンオータス
  • 電動モビリティおよびコンテナ式充電ガレージを貸与
  • 安全な利用に関する講習開催などの普及啓発

小型EVについて

  • 車種:  トヨタ「C+pod」(シーポッド)
  • 全長:  2,490mm×全幅1,290mm×全高1,550mm
  • 最高速度:60㎞/h
  • 乗車定員:2名

電動キックボードについて

  • 車種:  SegwayNinebot MAX PLUS
  • 最高速度:19km/h
  • 乗車定員:1名

京急沿線エリアマネジメント構想「newcalプロジェクト」について

  • 開始日: 2024年3月14日(木)
  • 名称:  「newcal(ニューカル)プロジェクト」
  • 名称由来:「New」+「Local」

    新しいローカル(Local)のあり方を地域の方々と⼀緒になって生み出し、その地域ならではの新しい魅力を発見(Newな発見)し、より多くの人に届けていく構想です。

    「Local」のあり方が今後も注目される中、京急グループがその「新しいLocal」のあり方を、エリアマネジメントによって見出していく意思も込めています。

    また、「ニューカル」という響きは、「new culture = カルチャー」を感じさせ、その地域ならではの新しい文化を地域の方とともに生み出していく想いも込めています。

  • 目的

    「沿線価値共創戦略」において重視する、地域との連携を具体化する4つの共創活動の「組織化」「地域拠点整備」「MaaS整備」「モビリティ整備」の推進を通じた将来像として、デジタル基盤とともに沿線地域が一体となったサービス「EaaS(ENSEN as a Service)」の構築を目指します。