鉄道運行情報
2024年04月12日
花×地域の廃材で平和島駅周辺の景観向上を実施!
京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:川俣 幸宏、以下 京急電鉄)は、京急沿線で活動するアーティストとの事業共創第1弾として、株式会社道道(ドウドウ)(本社:東京都大田区 代表取締役:福原 由香里、以下 道道)と連携し、平和島駅前地域交流拠点にて、2024年4月17日(水)~2024年4月30日(火)に、花×地域の廃材を用いた平和島駅周辺の景観向上に向けた取り組み(以下 本取り組み)を実施いたします。
本取り組みは、2023年12月から開始したデジタルレターのコミュニケーションツール「ホンネPOST」に届いた地域の方の「平和島駅周辺は彩りが少ない」「まちを明るくし、ポイ捨てができない環境にしてほしい」といった意見をもとに、日本一の花き取り扱い規模を誇る東京都中央卸売市場大田市場を有する臨海部エリアの玄関口らしく、平和島駅周辺を花で色鮮やかにし、景観向上を図ることを目的として実施するものです。
具体的には、4月17日(水)~4月30日(火)に開催する「平和島駅前地域交流拠点クロージングイベント」にて、大田区京浜島に制作拠点を置き、まちに花壇を設置し、緑や花を増やしていく「全国道庭計画~京浜島から世界へ~」を推進する道道と、京浜島周辺の工場で出たネジや鉄板などの廃材を用いて制作したフラワーモニュメントアレンジの展示をいたします。また、「ホンネPOST」に「まちづくりの取り組みに参加してみたい」との声が多数寄せられたことから、4月20日(土)には、「みんなで育てる花」として、移動式花壇「道庭ガーデン」を設置し、お子さまを対象とした花の植栽体験を実施いたします。
平和島駅前地域交流拠点は、2024年4月30日(火)をもちまして営業を終了いたしますが、今後も、平和島駅周辺では地域の方とともに行うまちづくりを予定し、大田区との公民連携でのまちづくりを更に拡大してまいります。
京急電鉄は、今後も京急沿線エリアマネジメント構想「newcalプロジェクト」を通じた、地域との共創活動の一環で、沿線各エリアで活動するさまざまな「アーティスト」と連携し、地産地消によるまちづくりや京急沿線全体での価値向上を進めて参ります。



花×地域の廃材を用いた平和島駅周辺の景観向上に向けた取り組みについて
花×地域の廃材を用いた平和島駅周辺の景観向上に向けた取り組みについて
概要
「ホンネPOST」に届いた地域の方の「平和島駅周辺は彩りが少ない」「まちを明るくし、ポイ捨てができない環境にしてほしい」といった意見をもとに、平和島駅周辺を花で色鮮やかにし、景観向上を図ることを目的としています。京浜島周辺の工場で出たネジや鉄板などの廃材を用いて制作したフラワーモニュメントアレンジの展示や「みんなで育てる花」として移動式花壇「道庭ガーデン」を設置し、お子さまを対象とした花の植栽体験を実施いたします。
開催期間
2024年4月17日(水)~2024年4月30日(火)
開催場所(所在)
平和島駅前地域交流拠点(東京都大田区大森北6-95-1 京急線「平和島駅」隣接)
実施内容

モニュメントアレンジ平和島号の展示
東京都中央卸売市場大田市場などを有する大田区臨海部の花の文化を彷彿とさせるデザインに加え、ボートレース平和島をイメージしたボートを花壇に据えた作品となっております。花壇には、京浜島周辺の工場で出た廃材を活用いたします。「花と笑いとサプライズ」をコンセプトに大田区京浜島で活動する道道ならではの、地元らしさを表現した地産地消の作品となっています。
- 展示期間
2024年4月17日(水)~2024年4月30日(火)
- 制作者
株式会社道道

道庭ガーデン
「みんなで育てる花」として、期間中、平和島駅前地域交流拠点にフラワーガーデンを開設します。常設の水を用いて平和島駅利用者とともに花を育てます。
また、4月20日(土)には、花の植栽体験ワークショップを開催し、地域で花壇を完成させます。花壇は、ボートレース平和島をイメージしたデザインとなっています。
- 開催期間
2024年4月17日(水)~2024年4月30日(火)
※ワークショップは4月20日(土)13:30~14:30(雨天決行・荒天中止) - 参加方法
参加無料(当日現地にお越しください)
- 参加対象者
中学生以下のお子さまと親御さま
- 制作者
株式会社道道
参考
参考
デジタルレターのコミュニケーションツール「ホンネPOST」
平和島駅周辺での公民連携によるまちづくりに向け、2023年12月から導入し、若者や子育て世代などを中心に、地域住民の方が日常で感じている「平和島の住みやすいところ・住みにくいところ」といった"平和島のまち"に対する生の声を吸い上げ、まちに必要な機能や課題の把握、今後のまちづくり施策や人材の発掘に生かす取り組みです。2024年4月現時点で、450件以上のご意見をいただき、今後の方針策定への活用や投稿者の皆さまとのまちづくり施策の実施を検討しています。

- 導入期間
2023年12月25日(月) ~2024年4月30日(火)
- URL
平和島駅前地域交流拠点について
地域特性に応じたまちの魅力向上に取り組むとともに、再開発予定地の暫定利用として開設された本拠点は、エリア間を自由に移動し、自分らしく生活できる沿線を目指し、2022年8月に開設いたしました。再開発計画に基づき、2024年4月30日(火)をもちまして営業を終了いたします。今後につきましては、平和島駅周辺での再開発をはじめとしたまちづくりのほか、大田区との公民連携による地域とともにまちづくりを行う取り組みを予定しております。引き続き平和島駅周辺のまちづくりにご期待ください。
営業開始
2022年8月26日(金)
休業日
なし(フードトラックは不定期に休業の場合あり)
所在
東京都大田区大森北6-95-1(京急線「平和島駅」隣接)
面積
196.3m2
展開施設
- HEIWAJIMAタイニーハウス(シェアスペース、シェアオフィス)
- えきまえリビング(地域イベントスペース)
- フードトラック
- 駅前モビリティステーション
(大田区コミュニティサイクル、シェアEVスクーター) - みんなの掲示板、まちのおしらせ(地域情報発信)
これまでの主な実証から得られた「まちづくりへの効果」

- シェアモビリティの有用性
シェアサイクルポート、シェアEVスクーターポートの利用数が大田区内トップレベルまで増加し、交通の結節点としての機能強化の必要性が確認できています。今後は大田区内全域で駅を中心に、シェアモビリティの拠点整備を公民連携で進め、更なるエリアの回遊性の向上に取り組みます。

- 子育て環境向上の施策検討
チョークの設置により地面へのお絵描きを誘発するなど、駅前に子どもたちの賑わいが創出され、近隣保育園のお散歩コースにも活用されています。
また、2023年に3回開催した移動式子ども食堂の実証実験では、511食を地域のお子さまに提供したほか、近隣で子育てする方の声を集め、「子育てしやすいまち」に向けた施策検討に活用しています。

- まちづくり人材の育成支援
学生が主体となり、地域の活性化を目的とした産官学連携イベントを開催し、「地域の自立的な発展に資するまちづくり人材育成」に取り組んでいます。
2023年2月に開催した日本工学院専門学校と京急電鉄が共催した「平和島ぽかぽかデイズ」では、地域の事業者と連携したコラボ商品の販売や、学生が考案したフェンス装飾の実装など、学生の学びの実践機会を提供しています。

- 地域住民や団体、学生による自然発生的な地域イベント・施設利用
イベントスペースとして、地域住民や団体、学生などから主催イベントに活用したいとの申し出が寄せられ、これまで駅前に見られなかったマルシェやイベントによる賑わいが生まれています。
開設以降、計40回を越える活用回数を記録しています。
また、地域情報掲示板「まちのおしらせ」には、地域住民や団体、学生などから地域情報が45件以上寄せられ、駅前の地域情報ハブの有用性が確認できています。
平和島駅前地域交流拠点クロージングイベント
2024年4月30日(火)の営業終了を前に、今後の平和島でのまちづくりに向けた機運醸成や更なるエリアマネジメント活動の強化を目的にクロージングイベントを実施いたします。
名称
平和島駅前地域交流拠点クロージングイベント
実施期間
2024年4月17日(水)~2024年4月30日(火)
開催場所
平和島駅前地域交流拠点(所在:東京都大田区大森北6-95-1 平和島駅隣接)
実施内容
移動式子ども食堂
2023年に初開催し、平和島駅周辺にお住まいの方を中心に、3日間で511食を提供した移動式子ども食堂を本イベントでも開催いたします。今回は、地元創業のキッチンカー「ロイヤルケバブ」のケバブ料理をお子さま向けにアレンジしたお食事を提供いたします。1日あたり100食を中学生以下のお子さまと妊娠中の方に無料で提供いたします。

- 開催日
2024年4月20日(土)・4月21日(日)
- 開催時間
11:00~15:00
- 提供食事数
各日100食
- 参加方法
おおたnewcalウェブサイトより事前予約
- ※雨天決行荒天中止となります。
- ※前日23:59までにご予約ください。
- ※ご予約にはnewcalへの無料会員登録が必要です。
- ※メニューは当日現地にてお選びください。
- ※当日空きがある場合には、当日受付にて提供いたします。
- ※無料提供対象の中学生以下のお子さま、妊娠中の方以外の方には通常価格で提供いたします。
- ※親御さまのみでご来場の場合には、ご提供ができません。必ず、お子さまをお連れのうえでご来場ください。
- ※メニューはなくなり次第終了いたします。
- 予約サイト

- 実施者
- 食事提供事業者
キッチンカー「ロイヤルケバブ」
住所: 東京都大田区大森西4-17-23
代表者:水野 将輝
京急電鉄マスコットキャラクター「けいきゅん」・大田区公式PRキャラクター「はねぴょん」撮影会
2024年度以降も計画されている大田区と京急電鉄の公民連携による平和島駅周辺でのまちづくりに向けて、京急電鉄マスコットキャラクター「けいきゅん」と大田区公式PRキャラクター「はねぴょん」がコラボし、撮影会を実施します。その他にもお子さま向けのイベントを予定していますのでぜひご来場ください。
- 実施日時
2024年4月20日(土)・4月21日(日)13:00~13:30


お客さまのお問い合わせ先
京急ご案内センター
(受付時間)9:00~17:00 年末年始は休業
- ※営業時間は変更になる場合がございます。
沿線価値共創戦略について
京急グループでは、沿線全体の持続的な発展を目指し、「移動」と「まち創造」の2つのプラットフォームによる相互の価値共創をビジネスモデルの中心に据え、事業活動を推進しています。また、2022年度から「京急沿線まちづくり戦略」の策定に取り組んで参りました。現在、2024年度からスタートする次期総合経営計画も見据え、京急沿線まちづくり戦略に2つのプラットフォームの要素を取り入れ、さらに一体的な取り組みとしていく「沿線価値共創戦略」の策定を進めています。
また、京急グループが目指す新たな沿線まちづくりの形として、これまでの都心と郊外の二極構造のまちづくりではなく、沿線のなかに「住む・働く・楽しむ・学ぶ」 機能が揃う中核拠点を複数配置し、一極集中型の輸送モデルから地域間をつなぐ交通網の整備による「多極型まちづくり」を目指しています。
本戦略のもと、「移動プラットフォーム」では、MaaS基盤の整備等を通じた新たな移動需要を創出し、「まち創造プラットフォーム」では、エリアマネジメント活動を推進することで地域の賑わいとつながりを強化し、外部を巻き込んだ地域内の共創を目指していきます。

京急沿線エリアマネジメント構想について
京急沿線でのエリアマネジメント活動は、都市・商業地・住宅街・観光地などエリアごとの特性に合わせ、その地域のプレイヤー(newcalファミリー)と共同で、「滞在環境の整備」、「働く場の創出」、「地域環境問題への取り組み」など地域課題の解決に向けローカルに進める【ローカライズ領域】と、一方で、その活動を支えるMaaSやモビリティ基盤などは共通化し、電車、バスを含む地域生活者の移動や滞在利便性を向上する【共通基盤拡大の領域】に取り組んでいます。
「ローカライズ」と「共通基盤拡大」を同時に進め、まちの個性を磨き上げるとともに、京急沿線全体をサステナブルな地域とすべくエリア価値を高めていくことを目指しています。 地域住民や事業者、自治体、教育機関などと、沿線の各地域に移動と「住む・働く・楽しむ・学ぶ」が揃う多極型まちづくりを推進するために、「ローカルプラットフォーマー」として、沿線におけるあらゆる移動と地域サービスを統合し、従来の沿線まちづくりでは成しえなかった新たな価値を地域と共創します。
プロジェクトを通じて、地域に根差した活動を「つなぎ」、それらを「続けて」いく仕組みを構築します。
「組織化」「地域拠点整備」「MaaS整備」「モビリティ繋備」を一元化した「ENSEN as a Service」(EaaS)を実現するべく、いま京急沿線の地域がひとつになろうとしています。
【イメージ図】

株式会社道道(ドウドウ)
-Entertainment Florist-
大田区京浜島の工場跡地にてアトリエを構え、花をはじめとした植物と廃棄物のアート活動を行っています。主に店舗ディスプレイ、イベントデコレーションと工場アトリエ空間を活かす大型製作を得意とし、日本一の花き取り扱い規模を誇る東京都中央卸売市場大田市場から一番近い花職人として『花と笑いとサプライズ』をモットーに国内外で活動中です。

- 会社名
株式会社道道
- 代表者
福原 由香里
- 設立
2022年9月5日
- 事業コンセプト
花と笑いとサプライズ
- 所在地
東京都大田区京浜島2-13-11
- URL