ニュースリリース

2023年05月15日

時刻表や案内ポスターなど、サイネージや掲示板に代わるツールを羽田空港の2駅で展開します!

日本で初めてフルカラー版「DNP電子ペーパーPowered by E Ink」を導入

京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:川俣 幸宏、以下 京急電鉄)と大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区、社長:北島 義斉、以下DNP)は、2023年5月16日(火)11:00から羽田空港第3ターミナル駅と羽田空港第1・第2ターミナル駅において、フルカラー版「DNP電子ペーパー Powered by E Ink」を設置いたします。

「電子ペーパー」とは、電力をほとんど消費せず画像の表示や切り替えが可能な掲示ツールであり、複数の画像を任意に表示可能なことから、駅時刻表や案内、PRしたい情報といった色々なコンテンツを需要に応じて表示することができます。従来の電子ペーパーはモノクロ、あるいはその表示面にあらかじめ着色のうえ固有部分の単一カラー表示しかできませんでしたが、このたび32,000色を表示できる「DNP電子ペーパー Powered by E Ink」の開発が進展したため、実証実験の一環として羽田空港内の2駅に導入いたします。

これにより、特急やエアポート快特といった列車種別が多数あり、フルカラーでの表示が必須な当社の駅時刻表を1台の電子ペーパーにて平日・土休日を切り替えて表示することや、全国や世界各地からお客さまが集まる立地につき多様な案内が必要なことを踏まえ、状況に応じて様々な案内を表示するなど、導入効果を検証しながらお客さまの利便性向上を図ります。なお、25.3型フルカラー版「DNP電子ペーパー Powered by E Ink」を導入することは日本初となります。

まずは案内ツール・駅時刻表として羽田空港第3ターミナル駅と羽田空港第1・第2ターミナル駅(第1ターミナル側)の2駅に設置して、表示内容や見やすさなどを検証し、今後ほかの駅への設置を検討してまいります。

20230515HP_23002TE_img01.png
設置するフルカラー版「DNP電子ペーパー Powered by E Ink」 ※画像はイメージです

フルカラー版「DNP電子ペーパー Powered by E Ink」の導入について

設置場所・設置台数

羽田空港第3ターミナル駅(2階)改札口付近1台

羽田空港第1・第2ターミナル駅(第1ターミナル側改札口)改札口付近1台

  • 一定期間後、設置場所を変更する場合があります

運用開始日

2023年5月16日(火)11:00~

表示内容

羽田空港第3ターミナル駅(画像は一例です)

①改札口のご案内
20230515HP_23002TE_img02.png
②各階のご案内
20230515HP_23002TE_img03.png

羽田空港第1・第2ターミナル駅

①駅時刻表(平日)
20230515HP_23002TE_img04.png
②駅時刻表(土休日)
20230515HP_23002TE_img05.png

仕様

25.3 型カラー電子ペーパー 製品名EPS-C15 A-color 型式C15-EPS25AP

32,000色表示・バッテリー駆動

スタンドタイプ(羽田空港第3ターミナル駅)

壁掛けタイプ(羽田空港第1・第2ターミナル駅)

今後について

視認性や操作性、導入効果を検証し、開発途上である製品の性能向上を見据え、他での導入や別の用途での活用を検討する。