鉄道運行情報
2023年04月14日
大田区で「移動式子ども食堂」実証実験を実施
京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:川俣 幸宏、以下 京急電鉄)、特定非営利活動法人あいだ(所在地:埼玉県熊谷市、代表:奥野 洋子、以下 NPO法人あいだ)の2者は、2023年5月20日(土)、6月22日(木)、7月22日(土)の3日間、京急線平和島駅隣接の地域交流拠点「COCOONひろば平和島」にて「移動式子ども食堂」の実証実験を実施します。
これは、2022年8月から展開するCOCOON(コクーン)プロジェクトにおいて大田区初の移動式子ども食堂の実証実験となります。 大田区は、子ども食堂発祥の地と言われており、現在も子ども食堂が盛んに実施されている地域です。
京急電鉄は、2022年8月から大田区で地域と共創するエリアマネジメント活動「おおたCOCOON」を推進しており、2022年12月には大田区と「公民連携によるまちづくり推進に関する基本協定」を締結いたしました。協定の連携事項である、駅を中心に「働く、暮らす、楽しむ」が充実する魅力ある拠点づくりや、地域コミュニティづくり、SDGsの推進を目指すなかで、本取り組みを通し、実際に大田区エリアで子育てに関わる方の声を吸い上げ、「子育てしやすいまち」に向けた施策に繋げることを目指します。今回、肉料理店の『お肉ファクトリー』がフードトラックで出店し子ども(中学生以下)と妊娠中の方には無料で、その他の方には通常価格でお食事を提供いたします。また、会場では、お子さま向けイベントも同時開催予定です。
京急電鉄は、今後も「おおたCOCOON」を通じ、地域と連携して大田区エリアの価値を高めていくとともに、変化の大きい時代における「新しいまちづくり」を進めてまいります。


(左)ゲレンデバーグ (右)牛すじカレー
大田区「COCOONひろば平和島」での「移動式子ども食堂」の実証実験について
実施日時
- 第1回:2023年5月20日(土)11:00~18:00
- 第2回:2023年6月22日(木)11:00~18:00
- 第3回:2023年7月22日(土)11:00~18:00
- ※雨天決行・荒天中止
実施場所

COCOONひろば平和島
(東京都大田区大森北6-95-1、京急線「平和島駅」隣接)
出店店舗
子ども食堂(要予約)

※通常価格で販売
お肉ファクトリー
- ※各開催日ごと最大160食提供
- ※出店店舗は追加・変更となる可能性がございます
お子さま向けイベント
おおたCOCOONウェブサイト内特設ページにて随時ご紹介します。
予約方法
おおたCOCOONウェブサイト内特設ページからお食事提供枠をご予約の上、ご来場ください。メニューは、当日現地でお選びください。事前予約枠に空きがある場合には、当日現地での予約も可能です。
- ※子ども・妊娠中の方は、「ゲレンデバーグ」または「牛すじカレー」のどちらか1種類を現地でお選びください、無料でご提供いたします
- ※その他の方は、全メニューを通常価格にてご提供いたします(当日現地にてお支払いください)
- ※予約にはおおたCOCOONの無料会員登録が必要です
- ※身分証明書等の提示は不要です
- ※開催日の30日前から前日(23:59)まで予約可能です
- ※メニューはなくなり次第終了
特設ページURL
お客さまのお問い合わせ先
特定非営利活動法人あいだ
その他
会場に駐車場はございません。公共交通機関でお越しください。
会場にお手洗いの設置はございません。予めご了承ください。
(参考)
他地域(横浜市金沢区)での移動式子ども食堂の実証実験について
実施日時(全3回)
2022年9月23日(金・祝)、10月19日(水)、12月3日(土)
実施場所
神奈川県横浜市金沢区能見台2-1-1 旧京急サービス事務所跡地
出店店舗
お肉ファクトリー、OrigineOrto(オリジネオルト)
来場者数
1日約300名(最大)
エリアマネジメント構想「COCOON(コクーン)プロジェクト」について
概要
- 沿線各エリアに地域の人々をやさしく包むエリアマネジメント活動=「COCOON(繭)」が存在し、地域のプレイヤー=「COCOONファミリー」がエリアの特徴を活かしながら、過ごしたくなる場所づくりに取り組みます。
- 人々は、普段、暮らし、働き、遊ぶ地域に愛着を持つとともに、その時の気分でCOCOON間を自由に移動し、誰もが自分らしく暮らせる沿線の実現を目指します。
- 三浦半島エリア「三浦COCOON」や、大田区エリア「おおたCOCOON」、横浜エリア「横浜COCOON」、川崎エリア「川崎COCOON」、横浜市南部「みんなの富岡・能見台丘と緑のまちづくり」など、沿線各エリアで進めてきた地域連携のエリアマネジメント活動を沿線全体に拡大することで、京急沿線版の「自律分散型まちづくり」を実現します。
整備方針
京急沿線でのエリアマネジメント活動は、都市、商業地、住宅街、観光地などエリアごとの特性に合わせ、その地域のプレイヤー(COCOONファミリー)と共同で、「滞在環境の整備」、「働く場の創出」、「地域環境問題への取り組み」など地域課題の解決に向けローカルに進めていく。(ローカライズ領域)
一方で、その活動を支えるMaaSやモビリティ基盤などは共通化を進めることで、電車、バスを含めた地域生活者の移動や滞在利便性について、さらに快適にしていく。(共通基盤拡大の領域)
「ローカライズ」と「共通基盤拡大」を同時に進めることにより、まちの個性がより魅力的なものとして磨き上げられるとともに、沿線全体を気分に応じて移動しながら滞在する居場所を創出していくことで、京急沿線全体をサステナブルな地域としてエリア価値を高めていくことを目指す。
地域情報/MaaSサイト「おおたCOCOON」の概要

サービス開始 | 2022年8月26日(金) |
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URL | |
機能 |
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地域交流拠点「COCOONひろば平和島」について
概要 | 京急電鉄、東京都大田区、日本工学院専門学校、株式会社シンクロ・フードが産官学連携し、約1年間運営する地域交流拠点。フードトラック、シェアスペース/オフィス、モビリティステーション、地域イベントスペースなどを運営 |
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営業期間 | 2022年8月26日(金)~2023年8月末(予定) |
休業日 | なし(フードトラックは不定期に休業の場合あり) |
所在 | 東京都大田区大森北6-95-1(京急線「平和島駅」隣接) |
面積 | 196.3㎡ |
展開施設 |
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「大田区と京浜急行電鉄株式会社との公民連携によるまちづくりの推進に関する基本協定」について
目的
双方がそれぞれの持つ資源を活用して連携及び協力することで、対象地域の個性、特色及び強みを生かしながら、持続可能なまちの実現を図る
締結日
2022年12月20日(火)
主な対象エリア
大田区内にある京急線の沿線地域
連携事項
- 駅を中心に「働く、暮らす、楽しむ」が充実する魅力ある拠点形成
- 区民が主体的に活動する地域コミュニティの形成
- 羽田空港、臨海部、ものづくりなど地域資源を活かした国際都市としての魅力向上
- 利便性の高い移動環境の整備
- SDGsの推進に関すること