鉄道運行情報
2022年07月19日
新モビリティを活用した沿線エリアの活性化に関する連携協定を締結
川崎市殿町・大師エリア~羽田エリアの電動キックボードシェアリング実証実験を実施
株式会社サンオータス(本社:横浜市港北区、代表取締役社長:北野 俊、以下 サンオータス)と京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:川俣 幸宏、以下 京急電鉄)は、2022年7月19日(火)に「新モビリティを活用した沿線エリアの回遊性活性化連携協定」を締結し、協定締結後の取り組みの第一弾として7月28日(木)から川崎市殿町・大師エリア~羽田エリアにて電動キックボード SEA Board®(以下 電動キックボード)のシェアリング実証実験を開始します。
サンオ―タスと京急電鉄は2021年4月から、三浦半島におけるモビリティシェアリングを用いた地域活性化および観光振興を目的に横須賀市、三浦市の観光拠点を中心に電動キックボードの貸出拠点を整備してまいりました。今回の協定により、今後は京急沿線エリアをターゲットとし、観光需要にとどまらず生活者の日常の足としての利用まで範囲を広げ、ラストワンマイルにおける移動課題の解決を目指します。
今回、道路交通法上、小型特殊自動車の扱いとなり、普通自転車専用通行帯(自転車レーン)や自転車道等の走行が可能、ヘルメットの任意着用※となる経済産業省「新事業特例制度」の認定のもと、2022年7月28日(木)から川崎市殿町・大師エリア~羽田エリアにおける電動キックボードのシェアリングサービス実証実験を開始いたします。なお川崎市内において、上記条件による走行※が可能になるのは初です。これにより2022年3月に開通した多摩川スカイブリッジを電動キックボードで移動することができるようになり、地域来訪客、住民の方々が電動キックボードを日常的な移動手段として利用しやすくなります。
また、アプリによる無人でのレンタルを行うほか、GPSによる速度制限や走行可能範囲等、システムによる安全対策も実施します。


「新モビリティを活用した沿線エリアの回遊性活性化連携協定」について
締結日
2022年7月19日(火)
協定内容
新モビリティ(電動キックボード、電動バイク、小型Ev電動アシスト自転車(スポーツバイク含む)、電動車いす、レンタカー等)や、シェアリングシステム等を用いて、新たなサービスを提供することにより、京急沿線の観光客の回遊性向上、沿線住民の利便性向上を目指します。
川崎臨海部での電動キックボードシェアリングについて
サービス開始日
2022年7月28日(木)
利用料金
15分毎250円(税込)<乗り捨て料金 無料>
ポート設置場所
- ※サービススタート時点でのポート 順次拡大予定
場所 | ①東急REIホテルポート、②若宮八幡宮ポート、③HICity内ポート |
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設置台数 | 16台 ※順次増備予定 |
利用可能時間 | 8:00~20:00 |
走行可能範囲
下図赤の枠内が走行可能範囲です。
走行可能範囲から出た場合には自動的に電源が切れます。
走行可能範囲に戻ると、再び電源が入ります。

レンタル方法
- オンラインでの運転免許証の登録、ライド前同意書への同意、道路交通法テストを実施していただき、専用アプリ「Segway Pass」に登録していただきます。18歳以上がご利用いただけます。
- 「Segway Pass」を起動し、ハンドルバーにあるQRコードをスキャンします。
- 充電を確認し、貸渡利用規約に同意してロックを解除。出発!
- エリア内いずれかのパーキングステーションにお戻りになり、アプリ内の「トリップを終了」ボタンをタップしてご利用終了です。
注意事項
- 今回の実証実験でご利用いただく電動キックボードは、1人乗りの小型特殊自動車と位置付けられています。道路交通法を順守して走行してください。
- エリア内の走行は、ヘルメットの着用は任意です。また、車道、普通自転車専用通行帯、自転車道の走行が認められています。歩道は走行できません。(多摩川スカイブリッジは車道の走行不可。自転車道のみ走行可能。)
- 利用時間から料金を自動で算出し、登録したクレジットカードで決済されます。