ニュースリリース

2021年06月08日

今年も地域の初声小学校の生徒と一緒に

「ニホンアカガエルのオタマジャクシ」約5,000匹を2021年6月15日(火)川へ放流します!

絶滅を回避するため「生息域外保全」に努めます

京急グループの株式会社京急油壺マリンパーク(博物館相当施設:神奈川県三浦市、社長:濱田 真行、以下 当館)では、神奈川県レッドデータブックに載っている「ニホンアカガエル」の生息域外保全を地域の小学校と一緒に行ってきましたが、本年繁殖させたニホンアカガエルのオタマジャクシを6月15日(火)に元の生息地の川へ放流いたします。

ニホンアカガエルは、水田の乾田化による産卵適地の減少などによって、神奈川県レッドデータブック絶滅危惧Ⅱ類となっています。当館は、2018年から繁殖・保護活動の取り組みを三浦市の初声小学校と行い、今年で4年目になります。昨年は、小学校で育てた個体と当館で繁殖させた個体を合わせておよそ2,000匹のニホンアカガエルのオタマジャクシを当館の飼育員が川へ放流しました。その結果、本年には約5年ぶりに自然の川でのニホンアカガエルの卵塊を確認することができました。

今年は、地域の子どもたちに身近な環境問題について認識してもらうことを目的に、飼育員が生息域外保全の取り組みや、カエルの発生についての授業を学校で行うとともに、当館で順調に成長したニホンアカガエルのオタマジャクシを"児童と一緒に"川へ放流します。

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当館で繁殖したニホンアカガエル
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ニホンアカガエルのオタマジャクシ

ニホンアカガエルについて

学名 Rana japonica Boulenger ,1879
目名 両生類 カエル目 アカガエル科
備考 日本固有種で本州~九州に分布。体長約4~6cm。神奈川県では、田んぼや浅い水たまりなどに産卵するが、近年は田んぼの消失により生息数が減少している。神奈川県レッドデータブックでは、絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。

ニホンアカガエルのオタマジャクシの放流

開催日 2021年6月15日(火)
授業場所 初声小学校
放流場所 三浦市内のカエルを保護した川
参加者 初声小学校3年生
内容
  • 1・2限目で、ニホンアカガエルの授業と放流を行う。
  • 放流するオタマジャクシの数はおよそ5,000匹の予定。

京急油壺マリンパークについて

名称 株式会社京急油壺マリンパーク
所在地 神奈川県三浦市三崎町小網代1082
代表者 取締役社長 濱田 真行
営業開始 1968年4月27日
営業時間 9:00~17:00(時季により異なる)
入園料金
  • 大人:1,800円  中学生:1,300円
  • 小学生:900円  幼児(3歳以上):500円
  • ペット:500円(ペット入園にはお手続きが必要です)
  • ※上記料金はすべて税込料金となります。
アクセス
  • 車:横浜横須賀道路 衣笠I.Cから三浦縦貫道路経由(10km)
  • 電車:京急線・品川駅より三崎口駅(約65分/快特電車利用)
    三崎口駅より京急油壺マリンパーク行きバス(約15分)
    終点下車徒歩0分(時季により変更あり)
公式ホームページ
公式インスタグラム

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京急油壺マリンパーク

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046-880-0152