ニュースリリース

2021年08月05日

川崎鶴見臨港バス

川崎駅~浮島間で着席バスの実証実験を実施

速達性の向上および輸送サービスの快適性向上を目指します

川崎鶴見臨港バス株式会社(本社:川崎市川崎区、社長:平位 武、以下 臨港バス)は、川崎市(市長:福田 紀彦)に協力し、川崎市地域公共交通計画における施策「輸送サービスの快適性向上」に基づく取り組みの一つとして、速達性の向上、および着席サービスのニーズの調査を目的に、2021年8月16日(月)から2022年2月15日(火)の6か月間、定員制の着席バスを、川崎駅東口発の浮島バスターミナル行の路線にて、平日の朝に運行する実証実験を実施します。

臨港バスがアクセスを担っている川崎市臨海部のバス路線は、距離の長い路線が多く、それに伴いお客さまのバス乗車時間も長くなる傾向があります。このため、朝のラッシュ時には、川崎駅などの始発停留所で着席を希望する多くのお客さまがいらっしゃるという課題があります。今回の実証実験によってこの課題の解消に向けた有効性を検証してまいります。

川崎市地域公共交通計画は、市域全体の持続可能な地域交通環境の向上を目指し、2021年3月に策定されました。臨港バスは本計画に協力し、着席バスの実証実験を通してお客さまのニーズを調査し、今後の輸送サービス向上に向けて取り組みを進めてまいります。

20210805HP_21069IT_img01.png
着席バスで使用する車両
20210805HP_21069IT_img02.png
着席バスで使用する路線

川崎駅東口発特急浮島バスターミナル行への
着席バス導入実証実験について

実施日程

2021年8月16日(月)~2022年2月15日(火)の平日(土・日・祝日、年末年始は除く)

川崎駅東口発 6:30、7:10、7:50 1日計3本

乗車方法・定員

  • 乗車方法:19番乗り場にて先着順。各回定員になり次第締切。
  • 乗車運賃:大人340円 小児170円(片道・普通運賃込み)

    ※乗車時に運賃前払い、ICカード可

  • 定員:49名

(参考)川崎市地域公共交通計画について

行政である川崎市が主体となって策定した、新型コロナウイルス感染症の影響を含めた地域公共交通を取り巻く環境変化等を踏まえ、市域の交通事業者や市民等の地域関係者と連携して市域全体の持続可能な地域交通環境の向上のための計画です。計画の対象範囲は、市内の輸送資源である「路線バス」を中心とする、「タクシー」「コミュニティ交通」の地域公共交通で、川崎市はそれを最大限に活用して、持続可能な地域公共交通ネットワークの形成に向け取り組みます。計画期間は2021年度から2026年度までの5年間となっています。

本実証実験は、計画内の目標「快適で利用しやすい輸送環境整備の推進」の中の施策「輸送サービスの快適性向上」に基づくものです。