鉄道運行情報
2021年06月30日
新高架下施設「(仮称)黄金町ロックカク」のテナントを公募します
京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:原田 一之、以下 京急電鉄)は、京急線日ノ出町~黄金町駅間の高架下スペースに、2022年の開業を予定する高架下施設「(仮称)黄金町ロックカク」のテナント公募を、2021年7月1日(木)から8月31日(火)の期間、実施いたします。
京急電鉄では、日ノ出町~黄金町エリアにおいて、「アートによるまちの再生」を目指し、地域住民・行政・警察と連携したまちづくりを推進しています。また、2008年の「日ノ出スタジオ」・「黄金スタジオ」の開設を皮切りに、水上アクティビティ拠点や宿泊、飲食施設を開設させる等、「アートのまち」に資する高架下開発を推進してまいりました。
今回、テナント公募を行う本プロジェクトは、日ノ出町~黄金町駅間高架下スペースの新規開発区画となります。本施設は、地域とつながりを持ち、地域の人々とともに発展する地域交流拠点となることを目指し、全3区画のテナントを「『個性豊かな』商品・サービスの展開」をテーマに公募いたします。
また、高架下を中枢とする日ノ出町~黄金町エリア一帯にて、「商店街」のような賑わいを出すことを目指し、新たに高架下コンセプト「BLOCK-LINK」を設定します。これにより、店舗の独立した賑わいだけではなく、複数の事業者を繋ぎ合わせたイベントを実施する等の取り組みを進めてまいります。
京急電鉄では、既存の高架下施設と新設する高架下施設を活用しながら、地域と連携していくことで、日ノ出町~黄金町エリアの更なるまちの賑わいの創出と活性化を図ります。


高架下施設地図
高架下施設「(仮称)黄金町ロックカク」テナント公募について
所在
神奈川県横浜市中区黄金町2-69先
アクセス
京急線黄金町駅徒歩約3分
募集区画
- A区画(建物面積:21.3㎡6.4坪、 敷地面積:102.8㎡31.1坪)
- B区画(建物面積:77.9㎡23.6坪、 敷地面積:163.0㎡49.3坪)
- C区画(建物面積:21.3㎡6.4坪、 敷地面積:105.2㎡31.8坪)
- ※複数区画の使用・区画割りについてもご相談ください
- ※敷地面積:管理する面積
- ※面積は変更となる場合があります

業種(募集区分)
物販、飲食、サービス、事務所など
- ※遊興施設は不可となります
公募テーマ(募集テナント像)
「個性豊かな」商品・サービスを展開するテナント
- オリジナリティのある商品や事業に挑戦したい方
- まちの人々や高架下の他のテナントと交流し、周囲とともに賑わいを作る意欲のある方 など
その他条件
- (1)地域コミュニティに積極的に参加すること
- (2)公募時に提案いただいた地域活動や販促・広報活動を実践すること
出店者特典
- (1)開業より6か月間の賃料が無料(初期テナント限定)
- (2)各区画内共用スペースの活用について提案可能
- (3)開業後の高架下店舗や地域との連携、集客プランをサポート
公募期間
2021年7月1日(木)~8月31日(火)
公募方法
公募HPからエントリー
- ※2021年7月1日(木)オープン予定
公募の流れ
- (1)出店エントリー受付(2021年7月~8月)
- (2)テナント選考・決定(2021年10月末まで)
問い合わせ先
黄金町ロックカク
テナント公募プロジェクト事務局
(参考)
日ノ出町~黄金町駅高架下開発について
日ノ出町・黄金町エリアにおいて、地域住民・行政・警察と連携し、高架下スペースを活用した「アートによるまちづくり」を推進。2008年に「日ノ出スタジオ」、「黄金スタジオ」を、2011年~2012年には高架下スタジオ「Site-A・B・C・D」を開業いたしました。
また、2018年4月には新たに、複合施設「Tinys Yokohama Hinodecho(タイニーズ横浜日ノ出町)」をオープン。アメリカ発祥の"タイニーハウス(小さな住まい)"を宿泊施設として高架下を活用する日本初の「Tinys Hostel(タイニーズホステル)」、カフェラウンジ「TinysLiving Hub(タイニーズリビングハブ)」、更衣室やシャワーを完備した水上アクティビティー拠点「Paddlers+(パドラーズプラス)」で構成されています。
さらに、2020年3月には、新たなコミュニティを酵成する地域の大食堂を目指す「日ノ出町フードホール」が開業したほか、2020年4月には、横浜市および地域NPO団体である黄金町エリアマネジメントセンターと連携・協力のもと、まちの珈琲焙煎所として「Chair COFFEE ROASTERS」を開業。これまでの高架下のイメージにとらわれない魅力ある空間を創り出し、エリアのさらなる活性化を図っています。


Photo by Yasuyuki Kasagi


「高架下研究所 黄金町ロックカク」プロジェクトについて
2020年8月から京急電鉄とYADOKARI株式会社により進めていた、長年遊休地となっていた京急線日ノ出町~黄金町駅間の高架下スペース「黄金町第6区画」を、エリアの魅力の1つに変えていくためのプロジェクトです。地域住民の要望や意見を集約し、地域活性化を目指しています。
本施設は「高架下研究所 黄金町ロックカク」プロジェクトを踏まえて、2022年の開業を目指し、計画を進めております。