鉄道運行情報
2021年01月20日
「梅森プラットフォーム」第2ユニット 2021年春オープン
京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、取締役社長:原田 一之、以下 京急電鉄)は、京急線大森町~梅屋敷駅間の高架下スペースに整備中の、ものづくり複合施設「梅森プラットフォーム」の第2ユニットを、2021年春に開業します。今回は、さまざまな産業・医療用機器などの設計・開発・製造を行う株式会社テクノロジーリンク(本社:東京都大田区、代表取締役:黒尾 守)の工場と、高架下で働く人や地域住民の憩いの場となる喫茶店「珈琲所コメダ珈琲店」、飲食店「ホルモン焼もんもん」が入居し、町工場の集積と地域の利便性の向上を目指します。
梅森プラットフォームは、ともに大田区を一大拠点としながら接点の少ない「クリエイター」と「町工場」の協業を促し、"新しいものづくり"を発信する拠点として、2019年4月に工場施設、コワーキング施設、飲食店から構成される第1ユニットが開業しました。以来、町工場やクリエイターの作品を販売する「KOCAバザール」や、地域の中高生向けにものづくりの楽しさを伝える「ものづくりワークショップ」などのイベントを開催。施設の整備だけでなく地域のネットワークづくりのためのソフト面の充実に力を入れてまいりました。
現在進行中の「ラウンドテーブル2020」では異なる思考を持つ、町工場とクリエイターのコラボレーションに取り組んでいます。「遊具-遊び心をくすぐる-」をテーマに、町工場の持つ実現力とクリエイターの持つ発想力を活かした創作活動を進めており、3月13日(土)から、3組のコラボレーション作品の展示やトークイベントをおこないます。
京急電鉄では、引き続き大森町~梅屋敷駅間高架下全体を新しいものづくりの拠点として活用し、「梅森プラットフォーム」第3ユニット以降の開発も順次進めながら、大田区のものづくりを中心に、地域のにぎわいを創出、活性化する場として施設を育ててまいります。
「梅森プラットフォーム」第2ユニットについて
第2ユニット施設概要
所在
東京都大田区大森西5丁目 京急線大森町~梅屋敷駅間高架下
アクセス
大森町駅徒歩約1分ほか
配置図
敷地面積
約945㎡
延床面積
約449㎡
規模・構造
鉄骨造平屋建3棟
開業日時
2021年春(入居、オープン日はテナントによって異なります)
URL
テナント一覧
株式会社テクノロジーリンク
営業内容 | 産業および医療機器・器具の開発、設計、製造 |
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URL |
株式会社コメダ
名称 | 珈琲所コメダ珈琲店京急大森町店 |
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営業内容 | 喫茶店 |
オープン日 | 2021年3月26日 |
営業日時 | 年中無休 7:00~23:00(通常時) |
URL |
有限会社ハネヨシ
名称 | ホルモン焼もんもん京急大森町店 |
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営業内容 | 焼肉・ホルモン焼き |
オープン日 | 2021年4月20日 |
営業日時 | ランチ(水~日)11:30~14:00/ランチ定休日 月・火・祝 ディナー(月~土)17:00~24:00 (日・祝)16:00~22:00/ディナー不定休 (営業日時はいずれも通常時) |
URL |
ラウンドテーブル2020「遊具-遊び心をくすぐる-」について
概要
テーマ「遊具-遊び心をくすぐる-」
このテーマは、町工場とクリエイターが持つそれぞれの特徴や経験を活かし、受発注ではない対等な関係を築くことや、誰もが経験のある「遊び」を切り口にコミュニケーションが活発になることを目的としています。また「遊び」そのものを問い直し、既存の枠にとらわれない創作を目指します。
ウェブサイト
ディレクション
株式会社アットカマタ
参加者とコラボレーション
金子未弥×ハタノ製作所/波田野哲二
人々の場所に関する記憶から「都市の肖像」を描くプロジェクトを行う金子未弥氏と、TIG溶接工としてメーカーからの受注やデザイナーユニットとの協働にも取り組むハタノ製作所のコラボレーション。
灰原千晶×ムソー工業/尾針徹治
日々の些細な出来事から受けたインスピレーションをさまざまなメディアで作品化する灰原千晶氏と、創業以来研究機関向けの試験片を提供し続けるムソー工業のコラボレーション。
CEKAI/小松健太郎×エヌアンドエヌ/米竹真央
「いいものを、つくる」という普遍的な思想のもと活動するクリエイター集合体CEKAIと、100社以上の協力会社とともに最適な素材・技術を提案するエヌアンドエヌのコラボレーション。
展示
期間 | 2021年3月13日(土)~2021年3月21日(日) |
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会場 | KOCA(東京都大田区大森西6丁目17-17)ほか 他会場での展示についてはウェブサイトにてご案内します。 |
入場 | 無料 |
トークイベント(オンラインにて配信いたします)
オープニングトーク
日時 | 2021年3月13日(土)16:00~19:00 |
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プログラム | 各参加者による成果品の解説・紹介、町工場とクリエイターの協働の可能性について |
クロージングトーク
日時 | 2021年3月21日(日)15:00~17:00 |
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プログラム | 「遊具」をテーマに、スペシャルゲストを交えこれからのものづくりのあり方を議論 |
ゲスト | 林千晶(株式会社ロフトワーク代表取締役)/土佐信道(明和電機) |
参加方法・詳細情報
ウェブサイトにてお知らせします。
その他
新型コロナウイルス感染症の状況等により展示やトークイベントの時間・参加方法に変更がある場合はウェブサイト(https://www.rt-kamata.com/(外部サイトへリンクします))にてお知らせします。
お問い合わせ先
ラウンドテーブル2020「遊具-遊び心をくすぐる-」広報窓口 株式会社いろいろ 市川
(参考)
「梅森プラットフォーム」第1ユニットについて
工場施設、コワーキング施設、飲食店から構成。コワーキング施設「KOCA」は、クリエイターと町工場が協働しものづくりに取り組めるインキュベーション施設として、蒲田エリアで工房やシェアオフィス等拠点づくりを行う株式会社アットカマタが運営。工場施設には地元企業の(株)トップウォーターシステムズ、(株)エヌアンドエヌが入居。そのほか、カフェとエリアマネジメント機能を有する「仙六屋」、パン・焼き菓子を取り扱うベーカリーカフェ「パン工房ベルベ」が入居しています。
(これまで開催したイベント(一部))
「ラウンドテーブル」(~2019)
ものづくりの未来について議論する場。梅森プラットフォーム内から、地域の事業者まで、さまざまな領域からゲストを招き議論しています。新しい技術やコラボレーションによって可能になる新たなものづくりのあり方を梅森プラットフォームから発信、創出していきます。
「課題解決型ものづくりワークショップ」
梅森プラットフォームで開催する中高生向け課題解決型ワークショップ。京急沿線にある多くの課題の中から「呑川の水質問題」を取り上げ、沿線の中高生が、大田区内の町工場と、梅森プラットフォームを拠点としているクリエイターと共に水中ドローンの製作、水底の調査実験を行いました。今後も引き続き、様々な沿線課題の解決に取り組む予定です。