ニュースリリース

2020年05月26日

新型コロナウイルス感染拡大防止の臨時休館中、飼育員が見守るなか

キタイワトビペンギンの愛らしいヒナが誕生しました

かわいらしいヒナの様子を動画でご覧いただけます。

京急グループの株式会社京急油壺マリンパーク(博物館相当施設:神奈川県三浦市、社長:草川 晴夫、以下 当館)で、2020年4月23日(木)に、キタイワトビペンギンのヒナが誕生しました。

本年度のキタイワトビペンギンの産卵は、14のペアから22個の卵を確認しましたが、有精卵は1ペアの2卵だけでした。本種は通常1ペアで2つの卵を産み、35~40日ほどでヒナが誕生しますが、育成が難しいことが知られています。当館では今回、1つの卵を親元に、もう1つの卵をベテラン夫婦の元へ預けた結果、4月23日に親元の卵から誕生した体重57gのヒナについて、順調に育てることができました。現在はヒヨコのような鳴き声で親鳥に餌をねだり、5月25日には1,580gになるまで元気に成長しております。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当館は3月4日から臨時休館中ですが、多くのお客様に見ていただくため、当社WEBサイト(http://www.aburatsubo.co.jp(外部サイトへリンクします))にて、このかわいらしいヒナの様子を動画で配信いたします。(5月26日15時以降に配信予定)

当館では、1984年にキタイワトビペンギンが初入館して1987年に初めて繁殖に成功して以来、66羽のヒナが誕生し巣立っています。今後も、当館のペンギンたちが繋いできた命を絶やさぬよう、飼育繁殖に取り組んで参ります。

20200526HP_20022TE_img01.png
写真:大きなあくびをする様子
20200526HP_20022TE_img02.png
写真:家族と一緒の様子

キタイワトビペンギンについて

学名 Eudyptes moseleyi
英名 North Rockhopper Penguin
目名 ペンギン目 ペンギン科 マカロニペンギン属
分布 南極大陸周辺の島
備考 両足を揃えて飛び跳ねながら移動する様子が、和名・英名の由来となっています。
イワトビペンギンは生息地や身体の特徴から、キタイワトビペンギン・ミナミイワトビペンギンの2種に分けられており、当館ではキタイワトビペンギンを飼育しています。

京急油壺マリンパークについて

名称 株式会社京急油壺マリンパーク
所在地 神奈川県三浦市三崎町小網代1082
代表者 取締役社長 草川 晴夫
営業開始 1968年4月27日
営業時間 9:30~16:30(6月1日営業再開予定)
入園料金
  • 大人:1,800円 中学生:1,300円 小学生:900円 幼児(3歳以上):500円
  • ペット:500円(ペット入園にはお手続きが必要です)
  • 上記料金はすべて税込料金となります。
アクセス
  • 車:横浜横須賀道路 衣笠I.Cから三浦縦貫道路経由(10km)
  • 電車:京急線・品川駅より三崎口駅(約65分/快特電車利用)
    三崎口駅より京急油壺マリンパーク行きバス(約15分)終点下車すぐ

お客さまからのお問合せ先

京急油壺マリンパーク

(受付時間)営業時間内

お電話でのお問い合わせ

046-880-0152