鉄道運行情報
2020年03月11日
品川・蒲田・羽田空港エリアにおける
イノベーション・エコシステム形成促進支援事業「認定地域別協議会(PR 支援型)」の主幹事企業に当社が認定されました
京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:原田 一之、以下 京急電鉄)は、東京都におけるイノベーション・エコシステム形成促進支援事業「認定地域別協議会(第二次募集:PR支援型)」(以下本事業)に品川・蒲田・羽田空港エリアの主幹事企業として応募し、認定されましたのでお知らせします。
本事業の概要、認定内容については以下のとおりです。
概要・認定内容
東京都では、都内におけるイノベーションの活性化に向けた環境を構築するため、国内外の起業家、大手企業、投資家、研究機関等のさまざまなプレイヤーが集積・連携したイノベーション・エコシステム(以下、「エコシステム」という)の形成をを目指しています。
エコシステムの形成においては、イノベーションの担い手となる民間団体の主体的な取り組みが不可欠なため、東京都はエコシステム形成に取り組もうとする民間団体等を認定し、その取り組みや成功事例を積極的に国内外へ向けて情報発信することで、取り組みを後押しします。
エコシステムロゴ(東京都)

京急電鉄の沿線地域である品川・蒲田・羽田空港エリアは、交通結節点としての国内外からの抜群のアクセスに加え、エリア内で進捗・計画されている複数の再開発によって、日本を代表するビジネス拠点として更なる発展が見込まれています。本事業では、国内外のスタートアップや大企業等の集積と相互の連携を促進し、イノベーションが持続的に生まれ続ける、新しいエコシステムの形成を図ります。
京急電鉄は、品川・蒲田・羽田空港エリアのオープンイノベーションを引き続き推進することで、イノベーション・エコシステムの形成に取り組んでまいります。
東京都におけるイノベーション・エコシステム形成促進支援事業
「認定地域別協議会(第二次募集:PR支援型)」(以下本事業)認定内容
認定地域別協議会の概要
代表事業者 | 京浜急行電鉄株式会社 |
---|---|
認定エリア | 品川・蒲田・羽田空港エリア |
将来像 | エリア特性を活かした共創を促し、再開発事業とも連携して、次世代モビリティサービスの創出をはじめ、未来のライフスタイルにイノベーションを起こし続けるエリアを目指す |
本エリアにおけるイノベーション・エコシステムの取り組み事例
オープンイノベーション拠点「AND ON SHINAGAWA(アンドオン品川)」
「デジタル時代のモビリティ×ライフスタイル」におけるイノベーションの創出をテーマとしたオープンイノベーション拠点。スタートアップ向けのオフィススペースや起業支援プログラムの提供、テーマに関わるワークショップやスタートアップによるピッチイベントを開催。2019年7月の開設以降、これまで25件のイベントを開催し、500人以上が来場するなど、スタートアップ、大企業、ベンチャーキャピタルなどによる新しいコミュニティ形成が進んでいます。

<これまで開催したイベント(一部)>
- ピッチイベント「AND ON PITCH!」
モビリティ領域に関連するスタートアップによるピッチイベントを毎月開催し、これまで15社のスタートアップが登壇。
- 起業支援プログラム「Mobility"AND ON"BootCamp」
短期集中型起業支援プログラム。創業前および創業間もないスタートアップなどに特化しサムライインキュベートが事業創造を支援。さらに最終プレゼンにて採択された企業で希望者には同社のファンドより2,000~3,000万円程度の出資を検討するとともに、その後の事業の成長支援を行います。
- ワークショップ「デジタル時代のモビリティ×ライフスタイルの未来とは?」
モビリティ変革によって各産業がどう変わるのか、三菱総研を講師に迎え、各業界のキーパーソンを招いて考える、全3回のワークショップ。
- マッチングイベント「AND ON SPECIAL Meetup! 〜スタートアップピッチ&大企業リバースピッチ~」
「AND ONパートナー」の大手企業と、スタートアップのマッチングイベント。双方でプレゼンテーションを行い、その場で協業に向けたマッチングを行います。

「京急アクセラレータープログラム」
スタートアップ企業とのオープンイノベーションにより新規事業創出を目指すプログラム。2017年より3回実施し、2019年度には品川駅高輪口周辺や羽田空港国際線ターミナル駅にて、スタートアップとの実証実験を複数実施。2019年8月には、プログラムの成果発表などを行う「KEIKYU OPEN INNOVATION DAY 2019」をアンドオン品川とSHINAGAWA GOOSにて開催しました。

「梅森プラットフォーム」
2019年4月に開業した、京急線大森町~梅屋敷駅間の高架下のものづくり複合施設「梅森プラットフォーム」は、地域の「クリエイター」と「町工場」の拠点づくりを目的とした施設です。新しい発想を持ったクリエイターと技術力を有した町工場などの協業を促し、新たなものづくりの場を提供します。入居テナントの1つである「KOCA」は、コワーキング機能を有したインキュベーション施設です。様々なものづくりプレイヤーがこの拠点で以下のイベントなどを通じて交流し、新たなものづくりネットワークが形成されています。

<これまで開催したイベント(一部)>
- 「ラウンドテーブル」
これからのものづくりの未来について議論する場。梅森プラットフォーム内から、地域の事業者まで、様々な領域からゲストを招き、会場全体で議論しています。新しい技術やコラボレーションによって可能になる新たなものづくりのあり方を梅森プラットフォームから発信、意欲的なプロジェクトを創出していきます。
- 「課題解決型ものづくりワークショップ」
梅森プラットフォームで開催する中高生向け課題解決型ワークショップ。京急沿線にある多くの課題の中から「呑川の水質問題」を取り上げ、沿線の中高生が、大田区内の町工場と、梅森プラットフォームを拠点としているクリエイターと共に水中ドローンの製作、水底の調査実験を行いました。今後も引き続き、様々な沿線課題の解決に取り組む予定です。
(参考)
オープンイノベーション拠点「AND ON SHINAGAWA」について
名称 | AND ON SHINAGAWA(アンドオン品川) |
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住所 | 東京都港区高輪3丁目24番18号 高輪エンパイヤビル9階 |
開設日 | コワーキングオフィス、会議室、イベントスペース |
機能 |
梅森プラットフォームについて
名称 | 梅森プラットフォーム |
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住所 | 東京都大田区大森西5丁目・6丁目付近 京急線大森町~梅屋敷駅間高架下 |
開設日 | 2019年4月1日(月) |
機能 |
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