ニュースリリース

2019年11月28日

健康と知的生産性向上に寄与するオフィスビルを評価する

「CASBEE-スマートウェルネスオフィス認証」
「京急グループ本社」が最高ランクの「Sランク」を取得

京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:原田 一之、以下 京急電鉄)が2019年9月に本社を移転した「京急グループ本社」は、本日2019年11月28日(木)に、CASBEE-スマートウェルネスオフィス認証において、5段階のうちの最高位である「Sランク」を取得しました。

CASBEE-スマートウェルネスオフィス認証は、一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構が2019年春から認証を開始した、建物利用者の健康性、快適性の維持・増進を支援する建物の仕様、性能および取り組みを評価するツールです。「京急グループ本社」においては、コミュニケーションを誘発するようなオープンスペースを兼ね備えた知的生産性の高い執務エリアを多数配置していることなど、建物内で執務するワーカーの健康性、快適性に直接的に影響を与える要素だけでなく、知的生産性の向上に資する要因や、安全・安心に関する性能についても評価されました。

京急電鉄では、今後も働きやすいオフィス環境の推進を行ってまいります。

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CASBEE-スマートウェルネスオフィス認証
評価認定票
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「京急グループ本社」外観

一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構からの評価

総合評価

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設計上の配慮事項

総合 「海にひらき、空高く羽ばたく」を外観デザインコンセプトとし、コミュニケーションを誘発するようなオープンスペースを兼ね備えた知的生産性の高い執務エリアとしている。
Qw1
健康性・快適性
  • 柱がなく開放的な執務空間が自由度の高いプランニングを可能としている。
  • 執務者の作業環境に配慮されたオフィス什器を選定している。
  • 執務室内に吹き抜け階段を設け、階段の利用を促進している。
Qw2
利便性
  • インタラクティブエリアやオープンパントリーを設け、会話を誘発するような空間を設えている。
  • 打合せ内容に応じた複数の形式のオープンスペースを計画している。
Qw3
安全・安心
  • 建築基準法の1.5倍以上の耐震性能を有している。
  • 免震装置を導入している。
  • 全面的にF☆☆☆☆の材料を使用している。
Qw4
運営管理
  • 防汚性に配慮した材料の使用、壁掛式便器の採用等。
  • 主要なフロア各階にAEDを設置する計画としている。
  • 入居者に対する満足度調査を実施する計画としている。
Qw5
プログラム
  • 産業医等によるサポートや、独自のメンタルヘルス対策を行っている。
  • 業務管理に関する社内インフラが整備されている。
  • 部活動への支援等健康増進プログラムを策定している。

京急電鉄のオフィスコンセプト

えらべるオフィス

全館無線LAN/内線スマホ/認証式プリントシステムの導入により自席だけでなく、カフェテリアや会議室、社外でも仕事ができる

つながるオフィス

  • 入居会社以外でも、京急グループ社員であれば誰でも使えるコミュニケーションエリア(カフェテリア)の整備
  • 各階のエレベーターホールから執務室への導線上に立ち話のできるパントリー・オープンミーティング可能なインタラクティブエリアを配置
  • フロアの異なる執務室空間をシームレスにつなぐ内部階段の設置

いきいきオフィス

  • 保健師のカウンセリングが受けられる健康管理センター分室の整備
  • カフェテリアでのヘルシーメニュー提供
  • リフレッシュルーム/リラックスルームの設置
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手前:パントリー 奥:内部階段
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インタラクティブエリア
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カフェテリア
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カフェテリアのヘルシーメニュー(一例)
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リフレッシュルーム
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リラックスルーム

「京急グループ本社」概要

建物概要

所在地 神奈川県横浜市西区高島1-2-8 ※横浜駅下車 徒歩7分
敷地面積/延床面積 2,603.91㎡/25,831.99㎡
規模/高さ 地下1階・地上18階・塔屋1階/85.55m

付帯施設

京急グループの企業ミュージアム「京急ミュージアム」、みなとみらい地区における子育て支援施設として「認可保育所」を併設します。