ニュースリリース

2019年10月18日

ラグビーワールドカップ開催期間に合わせて、訪日外国人への新たなサインを検証!

"動くサイン"を駅サインに導入する実証実験を行います

羽田空港国際線ターミナル駅構内のエスカレーターや、エレベーター付近に設置

京浜急行電鉄株式会社(本社:横浜市西区、社長:原田 一之、以下 京急電鉄)は、2019年10月21日(月)から11月4日(月)まで羽田空港国際線ターミナル駅において、アニメーションを活用した案内サイン「アニメーションライティング誘導システム」の実証実験を行います。

「アニメーションライティング誘導システム」とは、三菱電機株式会社(本社:東京都千代田区、社長:杉山 武史)が製品化に向け開発中である灯具やプロジェクターを用いてアニメーション図形を投射する案内サインであり、アニメーションで表現することで文字を読まなくても、直感的に案内を理解することができます。本サインを活用することで、日本語話者ではない訪日外国人利用者にもご理解いただきしやすくなるほか、床面に投射することで、目線の低いお子さまなどにも気づきやすい案内が可能になります。

今回は本サインをラグビーワールドカップの開催期間中に、羽田空港国際線ターミナル駅の改札口やエレベーター付近など4か所に設置し、駅施設で実際に訪日外国人利用者や、お子さまなどに効果的な案内が可能か検証いたします。

京急電鉄では、京急ツーリストインフォメーションセンターの設置や、多機能翻訳アプリ「駅コンシェル」の導入、また、錯覚を活用した案内サイン「錯視サイン」の導入など、さまざまなかたちで駅でのご案内対応の強化を行っております。今後も、空港アクセスを担う鉄道会社として利便性向上に努めてまいります。

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設置イメージ

「アニメーションライティング誘導システム」の実証実験ついて

検証期間

2019年10月21日(月)~11月4日(月)

設置場所

羽田空港国際線ターミナル駅

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設置内容

(1)2階改札内エスカレーター前 エスカレーター利用中に手すりに摑まっていただくように注意喚起するサインを設置します。
(2)上りホーム階エレベーター前 駆け込み乗車を行わないように注意喚起するサインを設置します。
(3)B2階改札外エスカレーター前 エスカレーター利用中に手荷物を離さないよう注意喚起のサインを設置します。
(4)「京急TIC 羽田空港国際線ターミナル駅」前 「ウィングエアポート羽田」の店舗場所についての案内サインを設置します。

(参考)「アニメーションライティング誘導システム」について

駅や大規模な複合施設等において、床面に光のアニメーションを活用した矢印などの動くサインを表示し、視覚的にわかりやすい案内を行うことにより、さまざまな方の快適な移動に貢献する三菱電機が開発中の新しい案内表示方法です。