鉄道運行情報
7月7日(土)「走水ヒストリーウォーク」開催!
2018年05月31日
京浜急行電鉄株式会社(本社:東京都港区、社長:原田 一之、 以下 京急電鉄)と横須賀市(市長:上地 克明)は、横須賀市を中心とした三浦半島の魅力を発信し、集客および旅客誘致を促進するため、「よこすか京急沿線ウォーク2018」を年間5回開催します。
今年度の第2回目は、2018年7月7日(土)に『走水ヒストリーウォーク』と題して開催します。
今回は馬堀海岸駅近くの馬堀海岸2丁目第2公園をスタートし、日本の近代化が始まった横須賀製鉄所(後の造船所)の用水として使用した歴史ある走水水源地、横須賀風物百選に選出され御所ヶ崎(走水番所)や日本武尊(やまとたけるのみこと)とその后弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)の二柱の祭神がお祀りする走水神社、1896(明治29)年に完成し現在でも良好な状態で残されている三軒家砲台などを見学できる緑あふれる観音崎公園を通り、横須賀市の歴史や自然を楽しみながら、ゴール地点の浦賀小学校まで、約7.4km、所要時間は約2時間30分のコースとなっております。
また、横須賀にお越しの際は「よこすか満喫きっぷ」がオススメです。電車&バスの乗車券のほか、選べる食事券と遊ぶ券が付いている、とてもお得なきっぷとなっています。詳しくは、KEIKYU WEBで紹介しております。
『走水ヒストリーウォ―ク』について
期日
2018年7月7日(土)
- ※ 荒天中止の場合は、当日7時頃に京急電鉄公式サイト「KEIKYU WEB」トップページにてその旨をお知らせいたします。
受付時間
9:00~11:00(ガイド付きコースは9:00~10:00)
集合場所
馬堀海岸2丁目第2公園 横須賀市馬堀海岸2-27-7
- ※ 京急線 馬堀海岸駅下車 徒歩3分
コース
- 約7.4km、所要時間約2時間30分
- 馬堀海岸駅~馬堀海岸2丁目第2公園(スタート受付)~走水水源地~走水神社~観音崎公園~小原台~浦賀小学校(ゴール受付)~浦賀駅
参加要綱
- 現地集合、参加は無料です。(事前申込は不要、受付後に各自で随時出発)
- ゴール受付は15:00までです。
- ゴールされた方に参加記念品(ウォーク特製オリジナル缶バッジ)をプレゼントします。
- ヒール靴の着用、またベビーカーをご利用のうえでの参加はご遠慮ください。
- 携帯電話等を操作しながらの歩行は大変危険ですので、ご遠慮ください。
- ウォーク中の事故、負傷等については責任を負いかねますので、ご了承ください。
- コースによっては一部、道幅・歩道が狭くなっているか所や、生活道路が含まれており、横に広がって歩くと一般の方の迷惑となりますのでおやめください。
- 狭いか所での傘やポールなどの使用はご遠慮ください。
- 道路交通法、交通マナーを守ってください。
- コースに不安を感じたり、具合が悪くなった場合は無理をせず、各自の判断で参加をお取りやめください。
お客さまのお問い合わせ先
- 横須賀集客促進実行委員会 横須賀市観光課
- (TEL)046-822-8124
- (受付時間)平日9:00~17:00
当日の開催についてのお問い合わせ先
- 横須賀市コールセンター
- (TEL)046-822-2500
- (受付時間)当日7:00~
2018年度の予定
よこすか京急沿線ウォークは、2018年度も年間5回の開催を予定しております。
日時 | コースエリア | |
---|---|---|
第3回 |
|
エリア未定 |
第4回 |
|
津久井浜・長沢エリア |
第5回 |
|
逸見・田浦エリア |
- ※ 道路事情等により、急遽、コースエリアを変更する場合がございます。また、タイトル、コース等の詳細につきましては、ニュースリリースまたは京急電鉄公式サイト「KEIKYU WEB」でお知らせいたします。
参考
走水水源地
走水水源地は、明治9年、フランス人技師ヴェルニー指揮のもと、日本の近代化が始まった横須賀製鉄所(後の造船所)の用水として使用したことに始まる歴史ある水源地です。
煉瓦造貯水池とコンクリート造浄水池は、共に国登録有形文化財・日本遺産構成文化財に指定されており、今なお現役施設として活躍しています。
1日約1,000立方メートル湧き出る水はミネラルを豊富に含み、美味しいことで有名です。 「ヴェルニーの水」と名付けられたこの湧き水は、駐車場敷地内の水栓から飲むことができます。
- ※ 湧水を膜ろ過設備によって浄水し、塩素を加えています。
- ※ 走水水源地は桜の名所としても有名です。青い海を背景に咲く桜の花は見事です。 開花時期(3月下旬~4月上旬)には、花見客に一般開放されます。
御所ヶ崎(走水番所)
走水漁港から海に突き出している小さな岬があります。日本武尊(やまとたけるのみこと)がここから上総に渡ったといわれ、仮の御所を設け、軍旗を立てたことから御所ヶ崎、旗山崎と呼ばれたと伝えられています。現在は、中に入れませんが、かつては弟橘媛を祀る橘神社がありました。弟橘媛が海に身を投じた7日後に、妃の御櫛が浜に漂着し、村人は旗山に御陵を造りその櫛を納めたと伝えられています。
その後、御所ヶ崎には江戸幕府によって台場が築かれ、明治政府によって軍用地として買収されたときに、橘神社は走水神社に移されました。(今回のウォークではガイドツアーのみ中に入ることができます。)
走水神社
市制施行七十周年記念 横須賀風物百選 「走水神社」
走水の地名は、すでに古事記(712年)や日本書紀(720年)の中に表れています。大和朝廷時代には、上総(千葉県)を経て東北地方に渡る最も便利な道として、この地方に古東海道が通じておりました。
走水神社の祭神は、日本武尊(やまとたけるのみこと)とその后弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)の二柱です。神社の創建された年代については、享保年間の火災で、神社の記録や社宝が焼失してしまったのでわかりません。
伝説では、景行天皇の即位四十年(110年)、東夷征討の命を受けた日本武尊が、この走水から上総へ渡られるにあたり、村民に「冠」を賜りましたので、冠を石櫃(いしびつ)に納めて、その上に社殿を建て、尊を祭ったことに始まると伝えています。日本武尊が渡海の際、海上が荒れ、いまにも舟が沈みそうになりました。海神の怒りであると考えられた弟橘媛命は、
さねさしさがむのをぬにもゆるひの
ほなかにたちてとひしきみはも
の歌を残し、尊に代わって海に身を投じ、風波を鎮めました。弟橘媛命は、もと旗山崎に橘神社として祭られていましたが、その地が軍用地に買収されたため、明治四十二年、この神社に祭られました。
明治四十三年六月、弟橘媛命の歌碑が、東郷平八郎、乃木希典(のぎまれすけ)など七名士により、社殿の裏手に建てられました。
社殿の階段下の右側にある「舵の碑」は、弟橘媛命の崇高な行いにあやかり、航海の安全を願って国際婦人年(昭和50年)を機に、また、左側にある「包丁塚(ほうちょうづか)」は、走水の住人大伴黒主(おおとものくろぬし)が日本武尊に料理を献じて喜ばれたとの古事により、包丁への感謝と鳥獣魚介類の霊を慰めるため、昭和48年に建てられたものです。
- ※ 1977年、横須賀市制70周年記念事業として「横須賀風物百選」を選出した際に作られた説明板の全文です
観音崎公園
東京湾に突き出た岬に位置し、変化に富んだ自然美あふれる岩場と砂浜での磯遊び・海水浴・釣りが楽しめます。また、日本最初の洋式燈台である観音埼灯台をはじめ、各種園地や自然博物館、美術館、レストランなどが点在する魅力あふれるエリアです。
三軒家砲台跡
観音崎一帯は、東京湾の入り口を守る要所であり、幕末の台場建設から明治時代の陸軍による砲台建設など海防の拠点として整備され、終戦まで一般の人の立ち入りは禁止されていました。三軒家砲台は、東京湾要塞を構成する砲台の一つとして明治29年に完成しました。大砲を設置した各砲座が今でも良好な状態で残り、イギリス積み煉瓦造の弾薬庫なども見ることができます。観音崎に建設された他の砲台と煉瓦の積方の違いなどを見比べて公園内を散策することも楽しめます。
よこすか満喫きっぷについて
このきっぷは、京急線の各駅から汐入駅・浦賀駅までの往復乗車券(汐入駅~浦賀駅間は乗り降り自由)および横須賀地区指定エリアのバス乗車券、「ヨコスカネイビーバーガー」や「よこすか海軍カレー」、三浦半島の野菜や佐島産の海産物を使用した三浦半島の大地の恵みと海の幸を味わうことのできる「地産メニュー」の中から選べる『食べる券』、世界最大記念艦「三笠」や温浴施設「SPASSO」などの施設利用やスカジャンレンタル、お土産と交換ができる『遊ぶ券』の3枚がセットとなっており大変お得に横須賀を満喫できる内容となっております。
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