鉄道運行情報
2018年度 鉄道事業設備投資計画
2018年05月09日
京浜急行電鉄株式会社(本社:東京都港区、社長:原田 一之、以下 京急電鉄)では、中長期的視点から安全対策投資を継続的に実施しており、2018年度は、鉄道事業において、総額約236億円(うち安全対策設備投資は約214億円)の設備投資を行います。
主な内容としては、高架橋や盛土の耐震補強工事や法面防護などの防災・地震対策を継続して進めるほか、一部の駅で運行管理支援システムを導入します。
また、お客さまのホームからの転落や列車との接触を防止するためのホームドアを設置することや、ホームドア設置の阻害要因となっている4ドア車両の廃車を前倒し、車両の新造を実施します。そのほか、ホーム上家延伸などの駅の改良工事や大師線連続立体交差事業(第1期)工事等についても引き続き実施いたします。
設備投資計画の詳細について
安全対策関連 約214億円
防災・地震対策 約9億円
防災・地震対策強化のため、高架橋・盛土の耐震補強工事のほか、法面防護・トンネル補修・橋梁補修・浸水対策を行います。
新造車両と車両更新 約69億円
安全・快適にご利用いただけるよう、新型車両「新1000形」を新造し、また、既存車両の更新・改造を行います。
車両の新造 | 新1000形 | 42両 |
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車両の更新 | 新1000形 | 8両 |
変電所・電気保安設備などの電気施設の更新・改良 約31億円
変電設備の更新をはじめ、列車無線の改良により保安度の向上をさせるなど、電力・信号・通信など諸設備の更新、改良を行います。
駅改良工事(耐震補強含む) 約40億円
さらなる利便性を向上させるため、ホーム上家延伸やエレベーター・エスカレーター更新を行うほか、駅舎・ホームの改修・改築を行い、安全性向上を図ります。
ホーム上家延伸 | 対象駅:黄金町駅、追浜駅 |
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ホーム上家改修 | 対象駅:八丁畷駅、鶴見市場駅、日ノ出町駅 |
エレベーター更新 | 対象駅:羽田空港国内線ターミナル駅 |
エスカレーター更新 | 対象駅:大森海岸駅、生麦駅、新逗子駅、三崎口駅 |
駅舎改築 | 対象駅:京急長沢駅、三浦海岸駅 |
ホーム改修 | 対象駅:井土ヶ谷駅、杉田駅、金沢八景駅 |
連続立体交差化工事 約5億円
大師線連続立体交差事業(第1期)工事は、暫定整備区間として東門前駅~小島新田駅間の地下化工事を引き続き進めてまいります。
その他安全対策 約60億円
ホームドア、運行管理支援システム、工場、検車庫の改良・改修、ほか
ホームドア設置 対象駅:京急蒲田駅、京急川崎駅、横浜駅、上大岡駅、羽田空港国内線ターミナル駅
- ※ 国や地方自治体との共同事業も上記の中には含まれておりますが、金額標記は当社負担分です。
その他 約22億円
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