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3月17日(土)から深海種「コブモロトゲエビ」全国初展示!
2018年03月14日
京急グループの株式会社京急油壺マリンパーク(博物館相当施設:神奈川県三浦市、社長:草川 晴夫、以下 京急油壺マリンパーク)は、3月17日(土)から、2018年4月27日(金)に迎える開館50周年を記念した特別展「相模の海から」を開催し、深海種「コブモロトゲエビ」を全国の水族館で初めて展示します。
開館50周年記念特別展「相模の海から」では、地元・相模湾の再発見をテーマに、開館以来採集や調査を続けてきた相模湾に生息する約40種の生体と約15種の標本を展示します。磯や沖合で見られる多種多様な生物の他、地名に由来のある名前がついた生物や近年の環境変化による生物相の変遷などを紹介し、身近でありながら奥の深い相模湾について改めて見つめ直すとともに、地元の自然が持つ魅力を伝えます。
この特別展の中で、全国の水族館で初となる深海種「コブモロトゲエビ」の展示を行います。本種は2002年に新種として記載され、浦賀水道から駿河湾にかけてのごく限られた海域でしか確認されていない珍種です。当館には、2014年4月に甲殻類を狙ったカニかご漁に混獲された個体が入館し、以後4年にわたって順調に飼育できたことから、この度特別展の開催に合わせて一般公開する運びとなりました。
豊富な海産動物が生息する相模湾においては、140年以上研究者による調査が続けられていますが、本種をはじめとした深海生物についてはまだまだわかっていないことが多く、身近な海に潜む謎多き生物の神秘にも触れていただきたいと考えています。

写真:初展示となる深海種「コブモロトゲエビ」
開館50周年記念特別展「相模の海から」について
開催期間
2018年3月17日(土)~
- ※ 終了時期未定
展示場所
京急油壺マリンパーク内 水族館「魚の国」1階
展示概要
当館目の前に広がる「相模湾」にスポットを当て、身近な磯の生物から謎多き深海生物まで、相模湾に生息する多種多様な生き物を紹介します。
展示内容
- 第1章 ~相模湾研究史~
- 第2章 ~相模湾に棲む生物たち~
- 第3章 ~マリンパークと相模湾~
主な展示種
コブモロトゲエビ、サガミモガニ、オオウミシダ、タコノマクラ等
- ※ 生体の体調等により展示内容は変更となる場合があります。
コブモロトゲエビについて
学名 | Pandalopsis gibba Komai & Takeda, 2002 |
---|---|
目名 | 十脚目 タラバエビ科 モロトゲエビ属 |
備考 | 名前の通り背中に「コブ」を持っているのが特徴。当館では現在2匹を飼育しており、体長はそれぞれ約10cmと約8cm。冷たい深海に生息しているため、低い水温での管理に気を配る必要がある。 |
京急油壺マリンパークについて
名称
株式会社京急油壺マリンパーク
所在地
神奈川県三浦市三崎町小網代1082
代表者
取締役社長 草川 晴夫
営業開始
1968年4月27日
営業時間
9:00~17:00
入園料金
- 大人:1,700円 中学生:1,300円 小学生:850円 幼児(3歳以上):450円
- ペット:500円(ペット入園にはお手続きが必要です)
- ※ 上記料金はすべて税込料金となります。
アクセス
- 車:横浜横須賀道路 衣笠I.Cから三浦縦貫道路経由(10km)
- 電車:京急線・品川駅より三崎口駅(約65分/快特電車利用)
三崎口駅より京急油壺マリンパーク行きバス(約15分)終点下車すぐ
お客さまからのお問合せ先
- 京急油壺マリンパーク
- (TEL)046-880-0152
(受付時間)営業時間内
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