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マレーシアからコツメカワウソが入館しました!
2018年01月25日
京急グループの株式会社京急油壺マリンパーク(博物館相当施設:神奈川県三浦市、社長:草川 晴夫、以下 当館)では、2018年4月に迎える開館50周年を記念として、新たにマレーシアから1頭メスのコツメカワウソが入館しました。
コツメカワウソは、生息地の減少などにより、国内の輸入を厳しく制限されている希少種に保護指定されております。昨年、対馬で見つかったカワウソが絶滅種のニホンカワウソではないかとのニュースもありましたが、ニホンカワウソは絶滅した可能性が高いといわれています。
当館では、日本に再びカワウソが住めるような自然環境を取り戻したいという願いを込めて、2010年7月に展示施設「かわうその森」をオープンし、以後コツメカワウソをはじめとするさまざまな希少種の保護・飼育に努めてきました。2013年2月には、施設内で初めてコツメカワウソの繁殖に成功し、かわいい四つ子の赤ちゃんが誕生しました。
今回入館したコツメカワウソはメスの個体で、単独飼育を行っていたオス「コテツ」と、繁殖を目的に、同じ飼育室内にて同居飼育を行っています。2頭の相性は良く、仲睦まじい様子を見せており、開館50周年の節目となる本年、希少種の新たな命の誕生に期待しています。

写真:今回マレーシアから入館したコツメカワウソ
コツメカワウソについて
学名 | Amblonyx cinereus |
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英名 | Asian small-clawed otters |
目名 | イタチ科 カワウソ亜科 アオニクス属 |
分布 | 東南アジア、中国南部などの川・河口付近の湿地帯 |
備考 | 体長が45~60cmとカワウソの仲間では最も小さい種類で、指に小さな爪があることからコツメカワウソと呼ばれています。好奇心旺盛で何にでも興味を示し、器用な前肢でものを上手に掴むことができます。 |
今回マレーシアから入館した個体について
2015年にマレーシア動物園協会所属の動物園で誕生したメスの個体(現在3歳)です。羽田空港まで飛行機で移動し、そこから陸路を経て2017年12月20日(水)の午前10時30分頃に当館へ到着しました。現在は単独飼育していたオスの「コテツ」との繁殖のため、同じ飼育室にて展示を行っています。2頭の相性は良好で、今後の繁殖に期待しています。
当館について
名称 | 株式会社京急油壺マリンパーク |
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所在地 | 神奈川県三浦市三崎町小網代1082 |
代表者 | 取締役社長 草川 晴夫 |
営業開始 | 1968年4月27日 |
営業時間 |
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入園料金 |
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アクセス |
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お客さまからのお問合せ先
- 京急油壺マリンパーク
- (TEL)046-880-0152
(受付時間)営業時間内
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