ニュースリリース

東京大学と京急電鉄で共同研究 三浦半島でしか体験できない"コト"を創生します

2017年05月16日

京浜急行電鉄株式会社(本社:東京都港区、社長:原田 一之、以下 京急電鉄)と、国立大学法人東京大学(所在:東京都文京区、総長:五神 真、以下 東京大学)は共同研究契約を締結し、都市近郊リゾート三浦の創生に向けて、三浦半島エリアの活性化の具体的検討を推進いたします。

共同研究のファシリテーター(進行役)には、ワークショップ研究・実践の第一人者である、東京大学大学院情報学環 安斎勇樹特任助教が、また研究メンバーには京急グループ若手社員や、パートナーとして、今和泉隆行氏((株)地理人研究所)、モリジュンヤ氏(inquire inc.)をはじめとする多様な外部有識者が参加し、2017年5月18日(木)から、フィールドワークや複数回のワークショップを通してコンセプトを開発します。研究の成果はコンセプトブックという形で2017年度末にとりまとめ、具体化した企画については、京急グループ内で順次事業化に向けて推進する予定です。

京急グループでは、今後も「都市近郊リゾート三浦の創生」の実現に向けた取り組みを進めてまいります。

三浦半島地図

共同研究について

題目

三浦半島活性化プロジェクトの創造

目的

「都市近郊リゾート三浦の創生」を目指して、三浦半島を活性化するために、魅力的なコンセプトを作り上げる。

概要

ワークショップやフィールドワークなどの手法を組み合わせて、魅力的なコンセプトを創造し、そのコンセプトをもとに、人々を引き付ける三浦半島でしか体験できない“コト”を作り上げる。

期間

2017年4月17日~2018年3月31日

スケジュール

内容 目的(成果)
キックオフ
時期:5月18日(木)
場所:東京大学
  • 趣旨説明
  • 自己紹介
  • 意見交換
  • 魅力と課題の抽出
  • 課題の確認、共有
  • チームワーク組成
フィールドワーク
  • 現地確認
  • ユーザー調査
  • 課題の具体化、深化
アイデア発散
  • 詳細な顧客像(ペルソナ)の設定
  • 三浦半島の提供価値(体験・モノ)
  • 異文化専門家を交え、新しい視点、意見を発掘
  • 魅力提供のストーリーづくり
  • ターゲット像の明確化
事例調査
  • 競合地域、事例研究
  • 顧客へのアプローチ方法
  • 実質的な課題解決方法の検討
アイデア収束
  • 事例調査報告
  • 「三浦半島を楽しみ尽くす1日のストーリー」作成、実行計画のとりまとめ
  • コンセプト・ストーリーまとめ
  • 全体の実行計画づくり

研究メンバー

  • ファシリテーター(進行役)
    東京大学大学院情報学環 安斎勇樹特任助教
  • 外部有識者(予定)
    今和泉 隆行 (株)地理人研究所 
    モリジュンヤ inquire inc.CEO
  • 京急グループの中堅・若手社員 10名程度

参考

安斎勇樹 特任助教 経歴

1985年生まれ。東京都出身。東京大学大学院情報学環 特任助教。株式会社MimicryDesign代表取締役。NPO法人EduceTechnologies理事。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程満期退学。博士(学際情報学)。

さまざまな産学連携プロジェクトに取り組みながら、企業や地域の課題を解決するための創造的なワークショップのデザインと評価の方法について研究している。

主な著書に「ワークショップデザイン論―創ることで学ぶ」(共著・慶応義塾大学出版会)、「協創の場のデザイン-ワークショップで企業と地域が変わる」(単著・藝術学舎)がある。

企業との連携実績として、(株)KDDI研究所、(株)NTTドコモ、(株)インテージなど他多数。

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