鉄道運行情報
新型コロナウイルスの感染予防に関する取り組みについて(1月20日更新)
2021年01月20日
京急電鉄では、新型コロナウイルスの感染予防を図るため、「鉄軌道事業における新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドライン」に基づき以下に記載の対策を推進しております。
ご利用のお客さまにおかれましても、マスクの着用・咳エチケットや手洗いなどの感染予防のほか、ラッシュ時間帯を避けたオフピーク乗車にご協力をお願い申しあげます。
当社の車両は全て(100%)に外気導入空調を設置し常時車内換気を行っているほか、概ね10分間隔以内の駅停車時にドア開閉による空気の入れ替えが行われております。
また朝・夕のウィング号は、停車駅が少ないため駅間乗車時間が長くなりますが、空調装置に加えて排気扇を使用し強制換気を実施(別図1参照)、座席にも余裕がありますので是非ご利用ください。
■電車や駅設備での対策
・外気導入空調による車内換気(2100形は空調装置に加え排気扇も使用)※別図1参照
・車庫線での全ドア開けによる車内換気
・感染予防をお願いする放送
・定期消毒(抗ウイルス・抗菌剤によるコーティング・消毒液による清掃)
電車内:手すり・つり革・窓枠等
駅設備:自動券売機・自動改札機・待合室・階段手すり・旅客トイレ・エスカレーター手すり・エレベーター押しボタンなど
・車内の座席シートおよび空調フィルターに抗ウイルス・抗菌剤によるコーティング
・全72駅にお客様向けアルコール消毒液の設置
・改札カウンターおよび待合室の自動ドア開放による換気
・改札窓口に呼び出し用インターホン、目の不自由な方への配慮として人感センサー放送装置、飛沫対策シールド(透明ビニールカーテン)の設置
・全てのトイレにハンドソープ設置
■当社従業員の取り組み
自らも感染しない、感染させない行動
・マスクの着用
・手洗い、手指消毒の徹底
・従業員の健康管理(出退時の検温等)
・駅事務室各所の消毒、換気
※当社従業員のマスク着用について
業務上において、お客さまと近接しない場所や単独で作業を行う個室、およびフェイスシールド着用時に限り、マスクを外す場合がございます。ご理解賜りますようお願いいたします。
■お客さまへのお願いについて
・マスクを着用しましょう
・会話するときは小さな声で
・こまめに手洗い・消毒をしましょう




※こちらから当社の新型コロナウイルス感染予防対策に関する取り組みの動画がご覧いただけます。(2020年10月撮影)
(外部サイトへリンクします)

「全車両、暖房使用と換気の両立を実現しました。」
条件 | 当社 | 鉄道総研シミュレーション(参考) | ||
---|---|---|---|---|
走行状態 | 停車 | 70km/h走行 | ||
車両長 | 18m車両,体積100㎥ | 20m車両,体積114㎥ | ||
窓状態 | 窓閉め | 窓開け(1200mm×100mm×6か所) | ||
乗車率 | 空車(0%) | 空車(0%) | ||
換気条件 | 空調装置による換気 (外気取り込みあり) |
空調装置による換気・排気扇(外気取り込みあり) | 強制換気なし | 空調装置による強制換気あり |
①換気回数(車内の空気が入れ替わる時間) |
10.8回/h |
28.8回/h (2.1分) |
11.2回/h (5.3分) |
25.3回/h (2.4分) |
②車内の空気体積 | 100㎥ | 114㎥ | ||
③換気量 (空気の流れ) |
0.30㎥/s | 0.80㎥/s | 0.36㎥/s | 0.80㎥/s |
備考 | 2100形 (2ドア車両) |

・現在、京急線をご利用のお客様は、平常時と比較して、2割~4割減となっております。
・引き続き安全安定輸送のご提供に努めてまいります。お客さまにおかれましてはオフピーク乗車にご協力頂きますよう お願い申し上げます。
感染症対策につきましては、こちらの首相官邸ホームページをご参照ください。(外部サイトにリンクします)
「鉄軌道事業における新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドライン」につきましては、日本民営鉄道協会のホームページをご参照ください。(外部サイトにリンクします)
当社では外気温が下がる時期においても、窓を閉めた状態での暖房使用と換気の両立により、快適で安全な車内空間を提供します。
※「70km/h走行、窓開け」の条件下で、換気装置を使用しない場合5~6分/回程度、換気装置を使用した場合2~3分/回程度の換気能力となるとの(公財)鉄道総合技術研究所さまの試算結果に対し、当社車両は「停車、窓閉め」条件下で同等の能力を有しております。