京急グループ会社要覧 2022-2023
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サステナビリティ・その他62京急グループは、グループ全体が協力して社会的責任を果たし、豊かな都市生活の基盤づくりを通じて社会に貢献できるよう、コーポレートガバナンス体制の強化およびコンプライアンス向上に注力しています。■コーポレートガバナンスの基本的な考え方京急グループは、ライフラインを担う企業集団として、すべての事業において安全の徹底を図るとともに、ステークホルダーと適切な協働を図り、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するため、コーポレートガバナンスの持続的な強化に取り組みます。プライバシーポリシーコンプライアンスへの取り組み■内部統制体制に係るコーポレートガバナンス体制図■コンプライアンスに関する教育・研修京急グループのすべての従業員が、コンプライアンスに対する理解を深め、正しく行動できるよう、新入社員から管理・監督職まで階層別に研修を実施しています。また、職場ごとに「コンプライアンス向上のための実行計画」を策定し、同計画に沿った取り組みを実施しています。さらに日々の業務を遂行するうえで、どのようなことに注意して行動すべきかをまとめた「京急グループ・コンプライアンスブック」の活用やさまざまなコンプライアンスに関する事例をとりあげた「京急グループ・コンプライアンス便り」を毎月配布し、コンプライアンス意識の向上を図っているほか、「京急グループ・コンプライアンス指針」や「京急グループ・役員および従業員行動基準」をカードサイズに印刷した「コンプライアンスカード」を、グループのすべての役員および従業員に携行させ、常にその趣旨を意識し、行動できるようにしています。■個人情報保護方針(プライバシーポリシー)京急グループは、個人情報保護に対する社会的要請に応えるべく、法令などを順守するとともに、個人情報保護に関する取り組み姿勢を明確にするため、プライバシーポリシーを定め、忠実に実行しています。■内部通報制度(コンプライアンス窓口)京急グループでは、所属会社や雇用形態を問わず、すべての役員および従業員などが利用できるコンプライアンス窓口を社内と社外に設置し、コンプライアンス違反に関する通報を受け付けています。また、「内部通報規程」を整備し、通報者の保護など公正かつ適正な窓口の運営を徹底しています。さらに、「コンプライアンスカード」に窓口の連絡先を記載するなど、グループのすべての従業員に周知し、窓口の実効性を確保することで、コンプライアンス違反情報を早期に察知し、違反を防ぐ体制を構築しています。

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