サステナビリティ・その他58燃料電池バス「SORA」バイオディーゼル燃料を使用したバスサステナビリティ基本方針京急グループは、グループ理念のもとで、「社会の持続的発展への貢献」と「京急グループの持続的発展」のよりよい循環を目指します。テーマ鉄道などの公共交通機関は、他の交通手段と比べて温室効果ガスの排出量が少なく環境にやさしいことから、京急グループではかねてより「ノルエコ(乗るだけでエコ)」として公共交通機関の利用促進・モーダルシフトを図ってきました。さらに、昨今の気候変動問題を認識し、サステナブルな社会の実現を目指して、長期環境目標「京急グループ 2050年カーボンニュートラル」を掲げ、環境負荷の低減に努めています。またTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同を表明し、積極的な情報開示を進めています。●人・社会・地球にやさしく持続可能な都市生活を創造します。●多様な人財が活躍する企業を実現します。●全ステークホルダーとの適切な協働を図り、コーポレートガバナンスの持続的な強化を図ります。◉サステナビリティ基本方針◉環境への取り組み◉ステークホルダーへの取り組み京急グループのサステナビリティへの取り組み◉株主・投資家への取り組み◉コンプライアンスへの取り組み◉リスク管理統合報告書TCFD提言に基づく情報開示環境への取り組み■環境にやさしい車両・設備の導入京急電鉄は、電車の制動時に発生する電力を架線に戻し他の電車の動力源として有効活用できる「電力回生ブレーキ」を全車両に備えています。さらに、駅および車両照明設備のLED化や、駅のエレベーターやエスカレーターの更新時に省エネタイプの機器に切り替えるなど、積極的な省エネルギー施策の推進を図っています。また、京浜急行バスは、2019年に民間のバス会社として初めて走行時にCO2などの環境負荷物質を一切排出しない燃料電池バス「SORA」を、川崎鶴見臨港バスは2020年3月から、(株)ユーグレナの「GREEN OIL JAPAN」宣言に賛同し、ユーグレナバイオディーゼル燃料を使用したバスを運行し、環境負荷の低減に努めています。サステナビリティ
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