交通事業32運転席下部メーターパネル部ノンステップバスフロントガラス部■バリアフリー対応ご高齢の方・小児・妊婦・障がいのあるお客さまを含めた、すべてのお客さまが快適に安心して利用できるよう、段差のないノンステップバスを中心に、スロープ板やニーリング機能(乗降時に乗降口側の車高を下げて乗り降りしやすくする機能)付のバスを積極的に導入し、バリアフリー化を推進しています。■ワイドスペースバス川崎鶴見臨港バスでは、2019年12月から、中扉付近の座席4席を撤去し、車内のユニバーサルスペースを広く確保することで、同型のバスの定員より5名多い、85名のお客さまに乗車いただけるワイドスペースバス車両を鶴見営業所に導入し、横浜市の鶴見地区にて運行しています。道路事情などにより、これ以上の車両の大型化が困難な地域に対して、朝夕のラッシュ時間帯を中心に運用、混雑緩和の効果や利便性を検証し、さらなる快適性向上と、定時運行の確保に取り組んでいきます。■下水高度処理水の有効利用川崎鶴見臨港バスは、2019年3月に入江崎水処理センターで高度処理された水の利用協定を川崎市と締結しました。下水高度処理水をバスの洗車用水などとして有効利用する取り組みにより、地球環境に配慮する循環型社会の構築を目指しています。■安全運転診断装置「ドライブコレクター」導入2020年3月に、教習車の運転席周辺に3台のカメラを設置し、アクセル、ブレーキペダルを踏む足の動きや、安全確認時の視線の位置を客観的に気づかせることができるようになりました。また、急な発進やブレーキ、ハンドル操作で0.2G以上を記録した運転データを分析し、安全運転診断が行える装置を導入しました。
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