京急グループ会社要覧 2022-2023
31/72

交通事業30バス事業は、京浜急行バス、東洋観光、川崎鶴見臨港バスからなる3社で構成され、主な運行エリアは、東京都内から三浦半島全域です。路線バスのほか、羽田空港、成田空港への空港リムジンバスや、貸切バスを運行しています。高速バスは、横浜・川崎・蒲田から東京ディズニーリゾート® や、横浜から横浜・八景島シーパラダイスといった人気の観光地間を運行。東京湾アクアラインを走行する路線は、通勤やレジャー、ショッピングの足として、品川・横浜から房総各地へのアクセスが便利です。主要駅だけではなく、大型商業施設へ直行する路線もあり、好評を得ています。大きな荷物を持っての乗り換えがなく、お子さま連れのお客さまにも人気です。■羽田から各地へ1968年に羽田空港~横浜駅線の運行を開始した空港リムジンバスは、羽田空港と各地を結ぶ路線のほか、成田空港と横浜駅(YCAT)間の運行も行っています。近年は、羽田空港の国際線化に伴い、関東近郊の観光地や人気スポットへの直通路線も運行しています。車両は、お客さまの手荷物を考慮し、大型のトランクスペースを装備した車両を採用。荷物を気にすることなく、ゆったりとご乗車いただけます。バス車内で利用できるフリーWi-Fiサービスのほか、多言語およびクレジットカード・交通系ICカード決済に対応した自動券売機を導入。2020年2月には、スマートフォンに表示した画面で乗車が可能になる「スマホ乗車券」サービスを一部路線で開始し、また、2021年11月16日に羽田空港~横浜(YCAT)線でPayPayなどのスマホ決済を導入するなど、より快適・便利にバスをご利用いただくためのサービス向上に取り組んでいます。■車両の概要 空港リムジンバスの主力車両は、収容力を重視した60名乗り観光バスタイプの大型ハイデッカー車です。路線によっては、トイレ付き車両を採用し、長時間の移動に備えています。先進安全技術付車両を積極的に導入し、床下大型トランクやフリーWi-Fiサービスも備えた充実の車両です。標準的な外装は、ベースの白色に赤色でラインが描かれ、空港リムジンバスの特徴である“KEIKYU LIMOUSINE”のロゴと“カモメ”が鮮やかにペイントされています。羽田空港直結!「空港リムジンバス」高速バス乗合・貸切自動車事業(バス事業)

元のページ  ../index.html#31

このブックを見る