京急グループ会社要覧 2022-2023
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交通事業21地上部整備の現況※出典:国土地理院発行2.5万分の1地形図旧産業道路踏切部の道路復旧完了■大師線連続立体交差事業川崎市の都市計画事業である大師線連続立体交差事業のうち、段階的整備区間として、東門前駅付近から小島新田駅付近の約980mの区間を、2019年3月に地下へ切り替えました。これにより、4か所あった踏切道のうち産業道路第1踏切道(東京大師横浜線)を含む3か所が除却され、東門前第2踏切道が廃止されたことで、踏切事故の解消や道路交通の円滑化が図られました。2022年度は、引き続き地上部整備工事や大師橋駅、小島新田駅の駅舎工事などを施工していきます。■品川駅付近連続立体交差事業泉岳寺~新馬場駅間においては、品川第1踏切道(八ツ山通り)をはじめとする計3か所の踏切道が存在し、踏切事故や交通渋滞の要因となっています。そのため、東京都の都市計画事業として同区間を高架化し、3か所の踏切道を除却します。また、品川駅を地平化および2面4線化し、利便性および安全性の高い駅へと再編します。2020年4月に同区間の連続立体交差事業が都市計画事業として認可され、2021年度に工事着手しました。2022年度も引き続き工事を進め、早期事業完了を目指していきます。連続立体交差事業 

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