京急グループ会社要覧 2022-2023
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14横浜・川崎にまたがる京浜臨海部再編整備や、エンターテインメント機能の集積により発展する、ベイエリアと周辺地域との共生を目指したまちづくりを推進します。さまざまな開発プロジェクト等を推進●みなとみらい21中央地区53街区開発事業京急電鉄ほか4社で共同開発する「みなとみらい21中央地区53街区開発事業」の街区名称が「YOKOHAMA SYMPHOSTAGE(横浜シンフォステージ)」に決定しました。建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)の建築物全体評価にて最高ランクである星5つ、事務所用途部分の評価では「ZEB Ready」認証を取得しました。CASBEE横浜Sランク相当の性能を保有しています。2024年3月末に竣工予定です。●横浜市旧市庁舎街区等活用事業京急電鉄が参画し、三井不動産(株)を代表企業とする8社で構成されるコンソーシアムは、まちづくり理念に「継承・再生・創造」を掲げ、事業コンセプト「MINATO-MACHI LIVE」に基づき、賑わいある地区を形成するまちづくりを推進しています。本事業では、旧市庁舎行政棟を保存活用し新たに横浜探訪の拠点となるホテルや、日本初※となる常設型ライブビューイングアリーナなどを計画しており、CASBEE横浜Aランクなどの取得を予定しています。2025年12月竣工・供用開始、2026年春グランドオープン予定です。※「スポーツ」「飲食」「大型スクリーンによるライブ配信」を組み合わせた常設型ライブ ビューイングアリーナとして日本初。 (株)丹青社調べ、2022年6月現在●北仲通北地区B-1地区プロジェクト京急電鉄ほか2社は、みなとみらい21地区と関内地区の結節点に位置する北仲通北地区B-1地区において、2027年竣工を目指し、海沿いのプロムナードや広場とともに商業施設・オフィス・居住機能などを有する複合施設を開発し、横浜の一層のポテンシャルアップに寄与してまいります。●川崎市との包括連携協定に基づくまちづくりの推進京急電鉄は、東京圏の交通ネットワークにおいて、羽田空港や品川・横浜と川崎を結び、また、川崎市内においては、京浜臨海部や殿町国際戦略拠点 キング スカイフロントへのアクセスを担うとともに、川崎の産業や文化・観光を支える公共交通として大きな役割を担っています。2017年に川崎市と締結した包括連携協定に基づき、川崎市と連携し、駅周辺の活性化と交通結節機能を強化、沿線の産業や観光などの発展に資する、誰もが暮らしやすいまちづくりを目指します。

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