9成長トライアングルゾーンとは京急沿線の京浜臨海・京浜工業エリアは、開国以来日本経済成長の原動力であり、今後も羽田空港の国際化をはじめとする再編整備の進展により、さらなる成長と発展が期待されています。京急グループは、このエリアの発展を支える企業グループとして、品川・羽田・横浜を結ぶエリアを「成長トライアングルゾーン」と位置付けています。品川高度な技術を有する企業・人材が集積・日本が誇る“ものづくり”「製造業の集積」・世界で最も革新的な企業「グローバルイノベーターの集積」日本有数の交通結節点・羽田空港まで最短11分、「世界に一番近い東京」・新幹線・リニア中央新幹線の発着、品川地下鉄構想羽田日本の経済・社会を支える羽田空港・世界第5位の旅客数(2018年国際空港評議会(ACI)調べ)・発着枠拡大(2020年3月~)による利用者増・さらなる空港機能拡張、国際化進展による利用者増の期待横浜技術革新による産業空間や魅力ある産業観光・京浜臨海部再編整備日本有数の人口集中エリア優れた交通インフラ(人・物の移動の優位性)・鉄道・空路・道路・海路長期経営戦略(長期ビジョン実現のための戦略)エリア戦略京急グループは、「成長トライアングルゾーン」を中心に、横浜以南や都営浅草線沿線等の各エリアと相互連携することにより、京急沿線の発展・活性化を図ります。事業戦略京急グループ全体において、重大なリスクである人口減少、新型コロナウイルス感染症拡大により加速化した生活様式の変化等、絶えず変化する事業環境に対応するために、事業構造を抜本的に見直します。コーポレートサステナブル戦略地域社会に密着し、公共交通事業等社会生活のインフラを支える京急グループの事業は、ESGの考え方と合致しています。そこで、地域社会および京急グループの持続的発展に向け、ESGへの取り組みを経営のベースと位置付け、ESG分野におけるKPIを設定し、企業価値向上の推移を可視化し、透明性の高い経営を目指します。
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