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普通電車の旅 vol.7能見台

1944年(昭和19年)に「谷津坂」の名で開業。1969年(昭和44年)、周辺の宅地開発により現在のような橋上駅となった。1982年(昭和57年)、駅名新設に伴い「能見台」に改称し、あわせて駅舎も改装した。

駅ニ歴史アリ

能見台駅 田端昇 駅長

今回話を聞いたのは・・・

能見台駅 田端昇 駅長

私が京急電鉄に入社した頃の能見台は、今とまったく違った風景でしたね。駅から日平産業という工場が見えたのを覚えています。15年程前から工場の煙突が消え、今では公園や緑が多く点在する住みやすい住宅地に変わりました。能見台にあるお店では、知り合いが営んでいる「畔の台所」によく行くんですよ。

能見台駅

絶景にちなんだ逸話の宝庫

江戸時代から観光地として知られた金沢。明治時代以降は日本家の川合玉堂や鏑木清方、初代総理大臣の伊藤博文など多くの文化人や政治家が相次いで別荘を建設した。景色が美しい場所の一つに、長浜検疫所があった。同地を訪れた与謝野鉄幹は、その美しい風景を歌に吟じている。

1930年(昭和5年)、京急電鉄の前進、湘南電気鉄道が黄金町~浦賀間および金沢八景~湘南逗子間に電車を走らせたことにより、横浜から十数分で行ける地ということで、行楽地としても高い評価を得ていく。同年に発行された『湘南金沢名所案内』には「避暑に避寒に或は海水浴に潮干狩に(中略)都人士の杖を引く者、留まるもの日を逐うて多くなった」と記されている。

金沢文庫~谷津坂を走る急行(昭和28年頃)
昭和4年ごろの谷津坂駅

能見台駅- のうけんだいえき -

1944年(昭和19年)に「谷津坂」の名で開業。1969年(昭和44年)、周辺の宅地開発により現在のような橋上駅となった。1982年(昭和57年)、駅名新設に伴い「能見台」に改称し、あわせて駅舎も改装した。