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普通電車の旅 vol.18仲木戸

江戸時代に将軍の宿泊施設である神奈川御殿があり、柵を作った門を設けて警護したことが地名の由来とされる。開業当初の駅名は「中木戸」だったが、大正時代に現在の「仲木戸」に変更された。2010年5月16日のダイヤ改正に伴い、8両停車ホームへと拡張工事が行われた。

駅ニ歴史アリ

福本藤彦 駅長

今回話を聞いたのは・・・

仲木戸駅 福本藤彦 駅長

1970(昭和45)年に京急電鉄入社。2009年9月から横浜駅の駅長に就任。仲木戸駅長も兼任する。

仲木戸駅

歴史ある交通の要所の駅は新ターミナルとしてにぎわう

1905(明治38)年に開業した仲木戸駅は、京急電鉄の駅のなかでも古い歴史を持つ。開業5年後には、横濱鉄道(現JR横浜線)の貨物線が「東神奈川」から「海神奈川」へ敷設されたことにより高架化。貨物線が廃止された現在も、ホームの直下を南北に交差する道路に、その名残を見ることができる。

「かつては地上の改札だけでしたが、2002年にJR直結のペデストリアンデッキが完成し、2階部分にも改札が新設されました。今はそちらを利用されるお客さまが多いですね」と福 本駅長。
デッキ新設以前の駅周辺はロータリーがあるのみで、のどかな風景だったそう。「子どもが小さい頃は、神奈川スケートリンクによく連れて行きました。帰りに、浦島太郎ゆかりの慶雲寺へ寄ったりしたものです」と懐かしそうに目を細める。

仲木戸駅は近年の開発で乗客数が年間約1割ずつ伸びている。さらに2010年5月から急行停車によって羽田へのアクセスが格段に向上。乗客数はさらに増える見込みだ。「町田・八王子方面から空港へ向かう場合に、JR東神奈川駅から乗り換えると早い、という認知をもっと高めたい。そして利用されるお客さまに満足いただけるご案内やサービスを目指していきたいです」と福本駅長は意気込む。新たな交通の要所として、仲木戸駅にかかる期待は大きい。

かつては地上の改札のみだった。ホーム拡張とデッキ新設に伴い、地上改札は無人化。
明治時代の神奈川停留所(現神奈川駅~仲木戸駅)周辺。

仲木戸駅- なかきどえき -

江戸時代に将軍の宿泊施設である神奈川御殿があり、柵を作った門を設けて警護したことが地名の由来とされる。開業当初の駅名は「中木戸」だったが、大正時代に現在の「仲木戸」に変更された。2010年5月16日のダイヤ改正に伴い、8両停車ホームへと拡張工事が行われた。