京急線普通電車の旅TOP > 三浦海岸駅:駅ニ歴史アリ

当初は「上宮田」という地図上の地名を駅名に採用する予定だったが、海水浴客を呼び込むため「三浦海岸」に改めた。1975年(昭和50年)4月に三浦海岸~三崎口間が営業を開始した。

1970年(昭和45年)京急電鉄入社。三浦海岸周辺の飲食店にも顔が広く、地域活性化へ積極的。

三浦海岸駅が開業したのは1966年(昭和41年)7月7日。三浦市に初めて鉄道を敷設する画期的な計画であり、品川~三浦海岸間を70分という短時間で結ぶことで住宅や観光などに与える影響は大きく、三浦半島の経済的環境は一変した。特に観光面の集客を狙った三浦海岸では、地形が似ているアメリカ・フロリダ州の有名ビーチ「デートナ・ビーチ」にあやかり「青いデートナ・ビーチ」という愛称で一大PRが展開された。その一環として始まった「三浦海岸フェスティバル」には西城秀樹、郷ひろみ、ピンクレディーや松田聖子など当時の名だたるアイドルが次々と登場。また、新しいタイプの海の家「京急三浦ビーチセンター」もつくられた。
「私も新人の頃、京急三浦ビーチセンターに手伝いとして行っていたんですが、記録的な盛況ぶりでしたね。220mのホームには臨時の出口が今の場所と別に設置され、6両編成の電車がふたつ、縦列停車でピストン運送していました」と話す、現在の三浦海岸駅長・岡孝夫さん。
さまざまな勤務地を経て、岡さんが再び三浦海岸駅に赴任したのは3年前。
「この駅の勤務も延べ8年目。漁師さんや農家の方など皆さん仲良くしてくださり、連携が濃くなっています。三浦半島全体でお客さまを呼べるような仕掛けを、地元の人たちと一緒に考えていきたいですね」


当初は「上宮田」という地図上の地名を駅名に採用する予定だったが、海水浴客を呼び込むため「三浦海岸」に改めた。右の写真は駅が開業当時のもので、1975年(昭和50年)4月に三浦海岸~三崎口間が営業を開始した。
