京急線普通電車の旅TOP > 金沢八景駅:駅ニ歴史アリ

駅名は、中国の僧・心越禅師が、故郷中国の瀟湘八景に似ていると名づけた景勝地「金沢八景」に由来。1967(昭和42)年に開業以来の駅舎が建てかえられたが、駅周辺の面影はほとんど変わらず今に至っている。

1971(昭和46年)京急電鉄入社。よい先輩に恵まれた経験から、教育指導に尽力。

京急電鉄の前身、湘南電気鉄道の時代である1930年(昭和5年)4月1日に開業した金沢八景駅。同年に黄金町~浦賀間(29.9km)と、金沢八景~湘南逗子間(5.7km)が開通。開業時から本線と逗子線との分岐駅として、利用客が多かった。
「私が新人の頃、金沢八景駅には宅配便の役割を担う仕事もあったんです。1日1回荷物を運んでくる『荷物電車』がきて、荷物を降ろしてお客さまに渡すのですが、当時は自動改札はもちろん、自動券売機すらない時代。ただでさえ忙しい帰宅時間帯には、会社帰りの方が荷物の受取に殺到して、慌ただしかったのを覚えていますよ」と現在の金沢八景駅長・小池豊明さんは、隣の金沢文庫駅で勤務していた当時を振り返る。
平成元年頃までは、駅前までバスが乗り入れていた。現在、平日は駅周辺の横浜市立大や関東学院などの学生で、週末はシーサイドラインに乗り換えて海の公園や野島公園などに遊びに行く家族連れやカップルで賑わっている。
「金沢八景駅は、京急線全線の駅でもベスト10に入るほどの乗降客数です。新人の頃に比べれば、機械の発達によって実務作業は減りましたが、機械だって万能ではありません。かえって、仕事の中身は濃くなっているように感じます。通勤客をはじめ、学生の方や行楽客など、さまざまな方が利用する駅なので、広く、深い知識を持って、お客さまに対応していきたいですね」


駅名は、中国の僧・心越禅師が、故郷中国の瀟湘八景に似ていると名づけた景勝地「金沢八景」に由来。1967(昭和42)年に開業以来の駅舎が建てかえられたが、駅周辺の面影はほとんど変わらず今に至っている。
