京急線普通電車の旅TOP > 羽田空港国際線ターミナル駅:駅ニ未来アリ

「羽田空港」(現・羽田空港国内線ターミナル)駅以来、12年ぶりに開業した京急線73番目の新駅。

1971(昭和46)年に京急電鉄入社。2008年9月に羽田空港駅(現・羽田空港国内線ターミナル駅)の駅長に着任。羽田空港国際線ターミナル駅開業に伴い、同駅の駅長も兼任する。

「羽田空港」(現・羽田空港国内線ターミナル)駅以来、12年ぶりに開業した新駅。その駅長を務めるのが、伊藤榮治さん。「新駅の開業に携われること自体、貴重な経験ですが、さらに今回は国際空港直結の駅ということで、責任の重さをいっそう感じています。京急の駅のみならず、“世界の駅”ですから」。
開業に向け、着々と準備を進めてきた。「防火対策に一番気を遣いました。語学研修もしましたし、ホーム柵の取扱い講習も。実はあれ、手動なんです。車掌がボタンを押して、ホーム柵、列車のドアの順に開けています」と、裏話も披露してくれた。
「新駅はバリアフリー対応で、導線もわかりやすく、環境にも人にも優しい駅。7時~22時は京急ツーリスト・インフォメーション・カウンター(以下TIC)コンシェルジュが常駐しますし、駅員にも中国語や英語が話せる者も。世界のお客さまをいかにもてなすかを考えつつ、まずは事故が起きないよう、日々注意しています」。
「今後は駅周辺も開発されて、10年後は大きく変わっているかもしれませんね」と、伊藤さん。現在は多忙を極めるが、前日から泊まり込み、早朝から駈けずり回った新駅の開業日を懐かしむ“未来”が、いつか訪れることであろう。
京急TICコンシェルジュは、現在8名。全員が日本語、英語、中国語(または韓国語)が堪能で、外国人旅行者を中心に、電車情報や観光情報を提供する。その1人、山野井さんはさらにスペイン語、イタリア語、ドイツ語、アラビア語、タイ語も操るスーパーウーマン。「中国語もいろいろあって、私は台湾語、北京語、広東語、潮州語を話せます」。人と接するのが好きで、語学を生かせる仕事に就きたいと、この職を選んだ山野井さん。「海外のお客さまが、日本に着いて、最初に接するのが私たちかもしれません。第一印象ってすごく大切。だから日本の良さがしっかり伝えられるよう、“おもてなしの心”で、お客さまをサポートしていきます」。

京急TICコンシェルジュの 山野井七絵さん
駅構内の「京急ツーリストインフォメーションセンター」にいる4か国語対応の案内人。電車情報をはじめ、さまざまな面で訪日外国人をサポートする。


「羽田空港」(現・羽田空港国内線ターミナル)駅以来、12年ぶりに開業した京急線73番目の新駅。

