旧東海道品川宿、
北の天王祭でにぎわう品川神社

富士山の肩には「゙」が付けられ、「ぶじ」と読めるよう工夫されている。同じ絵柄のお守りもある。
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今年は、6月8日の朝8時に宮神輿が神社を出発し近隣を巡行。源頼朝が創建し、徳川歴代将軍が厚くまつり、氏子が寄進した皇室の慶事のあった年のみ登場する千貫神輿は今年は出ない。 |
東海道五十三次第一の宿場として栄えた品川宿。その品川を北と南で二分する一大勢力ともいえる「北の天王祭」と「南の天王祭」。それぞれは地元の鎮守として信仰を集めた品川神社と荏原神社の例大祭である。
品川神社の「六月例大祭(天王祭)」は今年は6月6日〜8日に催される。笛と太鼓のお囃子「品川拍子」に合わせて大きな神輿が巡行する。53段の急階段を観衆の歓声のなか担ぎ上げる宮神輿の宮入りは圧巻。また、6日には「太々神楽」という品川神社独特の神楽を観ることができる。
神社の由来は、後鳥羽天皇の御世、文治三年(1187)に、源頼朝が海上交通安全と、祈願成就の守護神として安房国(千葉県館山)の洲崎明神である天比理乃当ス(あめのひりのめのみこと)を勧請して、品川大明神と称したのが始まり。
この神社には、「ぶじかえる絵馬」という縁起物がある。御利益は交通安全で、その由来は、平成の初めに、境内末社のひとつである浅間神社の脇に作られた富士塚のふもとに、地元の人がカエルの置物を寄進したのがきっかけだそうだ。
もともと品川神社は海上交通安全の御利益があること、また、旅人が行き交う東海道が眼前にあることから、先代の宮司さんが「富士」+「カエル」で「ふじかえる」=「無事帰る」という交通安全祈願の絵馬を作成したという。
図案も先代の宮司さんの手によるもので、カエルは笠をかぶった旅人の姿をしている。この絵馬は神社に奉納せず、車や自宅に飾ることで、無事に帰宅するという御利益があるそうだ。
[品川神社]
◎交通:新馬場駅下車徒歩3分
◎お問い合わせ:
TEL03・3474・5575
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