京急グループ総合経営計画

京急グループでは、事業環境の変化に対応し、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指すため、当社グループの一大プロジェクトとなる品川駅周辺開発を見据えた、20年間にわたる「京急グループ総合経営計画」を2016年3月に策定し、推進しています。
本計画では、2035年度を目標年次として長期ビジョンと長期経営戦略を見直すとともに、長期ビジョン実現に向けた最初のステップとして「中期経営計画(2016~2020年度)」を策定しています。

1. 経営計画体系

グループ理念

経営理念

  • 京急グループは、都市生活を支える事業を通して、新しい価値を創造し、社会の発展に貢献する
  • 京急グループは、伝統のもとに、創意あふれる清新な気風をもって、総合力を発揮し、社業の躍進をめざす
  • 京急グループは、グループの繁栄と全員の幸福との一致を追求する

行動指針

  • 安全・安心を最優先し、感謝と誠意をもって、顧客の信頼を獲得しよう
  • たえず研鑽し、進取の精神をもって、可能性に挑戦しよう
  • 誇りと責任をもち、相互の信頼を深め、仕事に取り組もう

2. 長期ビジョン・長期経営戦略

長期ビジョン[2035年度に目指す将来像]

品川・羽田を玄関口として、国内外の多くの人々が集う、豊かな沿線を実現する

長期経営戦略

長期経営戦略期間のステップ(長期ビジョンの実現に向けたロードマップ)

3. 中期経営計画

中期経営計画(2016~2020年度)

中期経営計画期間は、「構造変革期」として位置付け、東京オリンピック・パラリンピックに向けた好景気を背景に、企業体質の変革に向け、事業再編やお客さま志向の徹底に取り組むとともに、各エリア事業の取り組みを強化し、長期ビジョンの実現に向けた土台づくりを進めます。
初年度である2016年度は、シティホテルの譲渡を行う一方で、ビジネスホテルの新規出店や不動産賃貸事業を拡充するなど、事業の選択と集中を図り、品川駅周辺開発の本格化に備え、事業構造の変革を推進しました。また、業務組織を再編し、経営計画の実現に向けた推進体制の強化を図りました。

重点テーマ

[エリア戦略の重点テーマ]
1. 品川を筆頭に駅周辺を核とする街づくりの推進
本年4月に地区計画が決定された品川駅周辺地区において、品川駅周辺の発展を担う事業者として、土地区画整理の手法を活用した開発の2019年度着手を目指し、国際交流拠点化に向けた開発事業を推進する。この品川駅周辺開発を筆頭に、沿線の拠点となる地域において、特性に応じた街づくりを推進し、「品川」「羽田空港」のポテンシャルを最大限沿線の活性化へ波及させる。
2. 羽田における基盤強化の推進
羽田空港アクセスにおいて確固たる地位を確立していくとともに、羽田空港周辺エリアにおいて、ホテル、商業施設、賃貸物件等への積極的な投資を行い、京急グループの基盤強化に努める。
3. 都市近郊リゾート三浦の創生
新たな観光の拠点づくりを行うとともに、鉄道・バス・タクシー等との連携により回遊性を向上させ、三浦半島観光活性化の基盤を作る。また、シニアがいきいきと暮らすエリアを目指して、住まいや健康増進の拠点づくりに取り組む。
4. 地域とともに歩む
地元・行政および観光事業者・開発事業者等との連携可能性を追求し、各地域の特性を活かし、魅力を向上させる事業を展開する。また、当社および当社グループ会社の本社を沿線の中心である横浜へ移転し、沿線全域にわたるエリア戦略の推進強化を図る。
[事業戦略の重点テーマ]
1. 基幹たる交通事業の基盤強化
羽田空港アクセスにおける確固たる地位を確立していくとともに、安全・安定輸送を継続し、事業構造を変革していくことにより、安定的な利益確保に努める。また、輸送サービスの高付加価値化などにより快適な移動を実現し、新たな旅客獲得を目指す。
2. 賃貸事業・マンション分譲事業の戦略的展開
沿線および都心部を中心に、建設・販売・管理を一体とした体制のもと、賃貸事業・マンション分譲事業を展開し、交通事業に並ぶ事業へ向けて成長を図る。また、リノベーション事業等の既存ストックを活用した事業の強化も図る。
3. 訪日外国人需要の取込み
羽田空港国際線・国内線ターミナル駅を、当社グループの「おもてなし」を発信する拠点としていくとともに、訪日外国人の快適な移動実現に向けた施策を強化し、訪日外国人需要を確実に取り込んでいく。
4. 筋肉質な事業構造への変革
低収益事業の抜本的改革、重複する事業・組織の整理統合、既存事業の利益率改善を図るとともに、時代や環境変化を捉えた新規事業の展開を図る。また、有利子負債の削減等財務体質の改善に継続して取り組む。
[お客さま戦略の重点テーマ]
すべてはお客さまのために
エリア戦略・事業戦略の礎として、お客さまの声を企業経営に取り込んでいくとともに、お客さま志向の徹底に向けた人材育成を推進するなど、お客さまに選ばれる商品・サービス水準を常に追求していく。

投資計画

4. 経営指標

目標指標 2016年度(実績) 2020年度(計画)
営業利益(億円) 377 330
EBITDA(億円) 700 680
純有利子負債(億円) 3,692 4,200
純有利子負債/EBITDA(倍) 5.3 6.2
2015年度(参考値)
148
454
4,298
9.5

参考値

  2016年度(実績) 2020年度(計画)
親会社株主に帰属する
当期純利益(億円)
225 170
ROE(%) 9.7 5.2
2015年度(参考値)
△30

△1.3
  • 上記2015年度実績には、たな卸資産評価損を含む。
配当方針 安定配当の継続を基本とし、業績や財務状況等を勘案して行う。

5. 京急ism(イズム)~ 京急グループが求める人材像~

「京急ism」は、京急グループが培ってきた強みを正しく認識しつつ、さらなる発展に向けて、すべての従業員が理解し、共有すべき価値観であり、挑み続けるべき目標として掲げられている人事ビジョンです。
特に京急グループ総合経営計画において「構造変革期」と位置付けられる中期経営計画の推進にあたっては、「挑戦」を重点キーワードとして、徹底したお客さま志向のもと、グループ全体が一丸となり、新たな可能性に挑み、新しい価値を創造する人材集団を目指します。
また、京急ismの実現に向け、「5つのチカラ」をグループ共通の人材育成方針としています。

関連資料

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