ニュースリリース

2019年春 大森町~梅屋敷駅間高架下に"ものづくり複合施設"を整備します

2018年06月15日

京浜急行電鉄株式会社(本社:東京都港区、社長:原田 一之、以下 京急電鉄)は、京急線大森町~梅屋敷駅間の高架下スペースに、地域の「町工場」と「クリエイター」の拠点を整備し、新旧のものづくりが融合した「ものづくり複合施設」を2019年春に開業いたします。

大田区は、大規模製造を支えてきた町工場が集積し、事業所数および従業員数において都内で最大の規模を誇っております。また、近年はデザイン力や発想力を持ったクリエイターが流入し、新しいネットワークが形成されつつあるエリアでもあります。

このたびの施設は、蒲田エリアにおいて工房やシェアオフィス等クリエイターのための拠点づくりを行う株式会社アットカマタ(本社:東京都大田区、社長:茨田 禎之、以下 @カマタ)との連携により、コワーキング施設を整備し、クリエイターの拠点として活用いたします。また、地元町工場を受け入れる工場施設や、高架下で働く人々や地域住民の憩いの場となる飲食店舗等を整備します。当高架下に、技術力を有した町工場と発想力を有したクリエイターが共存する環境を創出することで“新しいものづくり”を発信する拠点づくりを行ってまいります。

さらに、次世代のものづくりを実践する方や地域にお住まいの方など、誰でも参加できるオープンなイベントとして、2018年7月から「ラウンドテーブル」を開催いたします。エリアの活性化やこれからの時代に求められる“新しいものづくり”について、地域とともに自由に議論していきます。

京急電鉄では、日ノ出町~黄金町駅間におけるタイニーハウスを活用した複合施設の開業や、雑色駅周辺におけるクリニックモール等の生活拠点の整備など、地域の特性に合わせた高架下開発を積極的に推進することで、各地域の魅力の向上に貢献し、豊かな沿線を実現してまいります。

町工場やクリエイターが集まる「ものづくり」を
テーマとした複合施設(2019年春開業予定)
※ イメージ

2018年夏から開催予定のラウンドテーブル
ものづくりによるエリアの活性化について意見を交わします
※ イメージ

大森町~梅屋敷駅間高架下プロジェクトについて

「ものづくり」をテーマとした複合施設について

所在 東京都大田区6丁目付近 京急線大森町~梅屋敷駅間高架下
周辺地図
敷地面積 約2,283㎡
延床面積 約1,150㎡
規模・構造 鉄骨造8棟(平屋建7棟、地上2階建1棟)
施設機能 工場、オフィス、飲食店舗
着工日 2018年8月(予定)
竣工日 2019年春(予定)
開業日 2019年春(予定)
  • 施設の詳細については今後あらためて発表させていただきます。

第1回ラウンドテーブルの開催について

主催 京浜急行電鉄株式会社
事務局 株式会社アットカマタ
実施日時 2018年7月7日(土) 14:00~16:00(予定)
実施内容 新しいものづくりに挑戦するゲストを招き、参加者全員でこれからのものづくりや、高架下に新しくできる施設の将来像について議論します。
会場 大森町~梅屋敷駅間高架下スペース(予定)
  • 荒天時は、会場変更する場合がございます。下記URLより確認ください。
目的 新しい技術やコラボレーションによって可能になる新たなものづくりのあり方を高架下から発信し、実際に意欲的なプロジェクトを創出していきます。
参加方法 下記URLよりお申込みください。
  • 参加費無料。定員80名(先着順)となります。

http://roundtable1.peatix.com/新しいウィンドウで開く
今後の予定 第2回以降の実施日時、実施内容については検討中。

事業者(株式会社アットカマタ)紹介

代表者 茨田 禎之
所在地 東京都大田区西蒲田1-2-12
URL http://atkamata.jp/新しいウィンドウで開く

@カマタは、東京都大田区蒲田というエリアが秘めている「ものづくり」という可能性を最大限に活用しながら、クリエイターの拠点整備や制作環境を生み出す取り組みを行っています。まちのなかに点在する制作に必要な機材や空間をシェアすることで、蒲田全体を大きな「オフィス+工場=仕事場」に見立てながら、地域に根ざした様々な実践・連携を進めています。

コワーキングとは?

2005年頃から米サンフランシスコを中心に始まったワーキング・スタイルであり、主にフリーランス(個人事業者)が、オープンなワークスペースを共用し、各自が自分の仕事をしながらも、自由にコミュニケーションを図ることで情報や知見を共有し、協業パートナーを見つけ、互いに貢献しあう「ワーキング・コミュニティ」の概念およびそのスペースを指します。

参考 京急電鉄による直近の高架下活用について

雑色駅周辺高架下エリア(大田区)

駅利用者の方や周辺にお住まいの方の「リビングサポート」をコンセプトとして、増加傾向にあるファミリー世帯にとって利便性の高い駅チカの認可保育園や日常づかいができる飲食店舗のほか、利用頻度の高い診療科目を集積した京急線内では初の高架下クリニックモールを2018年4月から順次整備しております。

日ノ出町~黄金町駅間高架下エリア(横浜市)

タイニーハウスを活用したホステル、カフェラウンジ、水上アクティビティー拠点から構成される複合施設「Tinys Yokohama Hinodecho(タイニーズ横浜日ノ出町)」を2018年4月に開業いたしました。目新しく、思わず訪れたくなるような空間を創り出し、さらなる賑わいを創出することで同エリアの活性化を図ってまいります。

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