ニュースリリース

1月1日(元日)より「開運どうぶつ七福神めぐり」を開帳!

2017年12月25日

京急グループの株式会社京急油壺マリンパーク(博物館相当施設:神奈川県三浦市、社長:草川 晴夫、以下 京急油壺マリンパーク)では、2018年1月1日(月・祝)から1月31日(水)までの期間、「開運 どうぶつ七福神めぐり」を開帳します。

京急油壺マリンパークでは、動物たちの生体や標本を七福神に見立て、これらに三浦七福神の五つの寺院と二つの神社から御分霊を賜り、来館者が自由に開運招福をご祈願いただける「開運 どうぶつ七福神めぐり」を、2013年から開帳しており、今回で6回目を迎えます。

その中でも、技芸と学問の神様「弁財天」にみたてた、アシカのマリンとの合格祈願握手会は、受験合格を祈願しながらふれあい体験もできるため、毎年ご好評いただいています。

マリンは、他のアシカのように、お腹を床につけてすべる行動をとらないことから “すべらないアシカ”の【アシカミ様】として、受験生などに人気を博しております。また、併せて頒布(はんぷ)している「すべらないアシカの合格祈願お守り」は、学問の神様を祀る三浦総鎮守、海南神社でお祓いを受けており、利益が期待できます。受験生のご家族やご友人などからも、お土産として多くお求めいただき、この度デザインを一新し、再頒布することとなりました。

なお、受験生応援の意味を込めて2018年3月卒業予定の中学生・高校生は2017年12月25日(月)から2018年1月31日(水)まで入園無料ご招待期間とし、さらに2018年1月6日(土)に開催する‟アシカミ様と合格祈願握手会”も無料でご参加いただけます。

写真:「すべらないアシカ」マリンと握手して、受験合格を祈願

写真:すべらないアシカの合格祈願お守り

「開運 どうぶつ七福神めぐり」について

開帳期間

2018年1月1日(月・祝)~2018年1月31日(水)

目的

当館は、1968年のオープンより多種多様な動物たちを飼育展示してきました。この中には、長寿、希少、人気を呼んだ動物たちが存在し、亡くなってしまい貴重な標本を残すものもあります。

そこで、七福神の縁起に所縁のある動物や実物標本をご神体として、三浦七福神の五つの寺院と二つの神社により御分霊を賜り、祭壇に祀る(まつる)「開運 どうぶつ七福神めぐり」を開帳し、その個体の履歴を広く知ってもらうために企画したものです。

御分霊

フクロウ
飼育中のフクロウから抜け落ちた羽(場所:かわうその森 フクロウ展示小屋前)
ノコギリエイ
死亡した個体のノコギリ状の吻先(ふんさき)(場所:水族館”魚の国”大回遊水槽)
アシカ
「すべらないアシカ」マリン(場所:大海洋劇場「ファンタジアム」)
ペンギン
飼育中のペンギンが産んだ卵(場所:ペンギン島)
チョウザメ
20年間飼育した個体の頭部骨格と鱗(場所:水族館”魚の国”)
イシガメ
死亡した個体の甲羅と頭部・尾の骨(場所:みうら自然館)
シロワニ
飼育中のシロワニから抜け落ちた歯(場所:水族館”魚の国”大回遊水槽)

参拝方法

各動物・標本の展示場所にご神体を祀り(まつり)、自由に観て、触れて、祈願できます。入園時には、専用のガイドマップを配布します。

アシカミ様 マリンの合格祈願握手会について

開催日時

2018年1月6日(土)15:40~のショー後

開催場所

大海洋劇場「ファンタジアム」

参加費

中学校・高校卒業生は無料、一般の方は200円(税込)

受付方法

  • チケットカウンターにて生徒手帳または学生証を提示
  • 一般の方は当日会場にて受付

内容

どんな時でもすべらない、受験の神様「アシカミ様」と握手をして合格祈願を行えます。

  • 動物の体調により中止になる場合があります。

備考

三浦総鎮守海南神社でお祓いを受けた「すべらないアシカの合格祈願お守り」を、2018年1月1日からデザイン新たに500円(税込)で頒布します。

すべらないアシカ“マリン”について

アシカのマリンは1993年6月10日に来館して以来、20年以上ショーで活躍しています。

マリンはプライドが高く、他のアシカのようにお腹を床につけてすべる行動をとらない、すべらないアシカです。このことから2012年に“受験にすべらないアシカ”として、学問の神様を祀る三浦総鎮守、海南神社の神職にご来館いただき、マリンに神様としてのお力を授ける祈願式典を執り行いました。

「七福神めぐり」について

七福神は、恵比寿尊・毘沙門天・弁財天・布袋尊・寿老人・福禄寿・大黒天の七柱の福の神様を指します。それぞれ大変ご利益のある神様で、福神として信仰されていましたが、室町時代頃、仏教の経典などにならい、今の形にまとめられました。また、この七福神の神社を巡り、縁起を呼ぶお参りのことを「七福神めぐり」といいます。

「三浦七福神めぐり」について

三浦市内に点在する五つの寺院と二つの神社によって構成されている七福神です。1965年に開かれ、1975年ごろからは都心からの参拝者も急増しました。東京湾、相模湾が広がり、各寺社の参拝道や境内の山頂からはこれらの海を眺望することができるコースです。徒歩で巡れば24km。開帳期間は元旦から1月15日(月)まで実施いたしております。

三浦七福神 公式ホームページURL http://www.miura7.com/新しいウィンドウで開く

京急油壺マリンパークについて

名称 株式会社京急油壺マリンパーク
所在地 神奈川県三浦市三崎町小網代1082
代表者 取締役社長 草川 晴夫
営業開始 1968年4月27日
営業時間
  • 12月・1月~2月の平日 9:30~16:30
  • 1月1日 8:00~16:00
  • 1月2日・3日・土日祝 9:00~17:00
  • 2018年1月9日(火)~12日(金)は休館となります。
入園料金
  • 大人:1,700円 中学生:1,300円 小学生:850円 幼児(3歳以上):450円
  • ペット:500円(ペット入園にはお手続きが必要です)
  • 上記料金はすべて税込料金となります。
アクセス
  • 車:横浜横須賀道路 衣笠I.Cから三浦縦貫道路経由(10km)
  • 電車:京急線・品川駅より三崎口駅(約65分/快特電車利用)
    三崎口駅より京急油壺マリンパーク行きバス(約15分)
    終点下車徒歩0分(時期により変更あり)

お客さまのお問合せ先

京急油壺マリンパーク
(TEL)046-880-0152
(受付時間)営業時間内

参考

第一番 恵比寿尊(フクロウ)

フクロウ
フクロウは、神奈川県では準絶滅危惧種に指定されており、当館でも種の繁殖保護活動に力を入れています。一方で、「福籠(福が籠もる)」、「不苦労(苦労知らず)」などの語呂合わせから縁起の良い鳥とされており、また「首がよく回る」ことから商売繁盛をもたらすといわれています。このことから、商業の神である恵比寿尊に見立て、当館で飼育展示している二羽のフクロウから抜け落ちた羽根を、三浦七福神めぐりの圓福寺(えんぷくじ)にてご祈願いただきました。
御分霊
展示中のフクロウから抜け落ちた羽根を圓福寺にてご祈願いただいたものです。

第二番 毘沙門天(ノコギリエイ)

ノコギリエイ(ラージトゥース・ソーフィッシュ)
当館には、2003年にノコギリエイが入館し、現在も飼育展示しています。ノコギリエイは、頭部に長く鋭いノコギリ状の吻(ふん:口周辺の突起)を持ち、左右に振って獲物を捕らえます。このノコギリ状の吻は、武器や魔除けとしてたびたび利用されており、このことから武勇と厄除けの神である毘沙門天に見立てています。
御分霊
2003年に油壺マリンパークに入館し、死亡した個体のノコギリ状の吻先を三浦七福神めぐりの慈雲寺(じうんじ)にてご祈願いただいたものです。

第三番 弁財天(アシカ)

オタリア(マリン)
アシカの仲間は非常に知能が高く、当館をはじめとする水族館や動物園などのショーで活躍しています。また、当館のアシカ「マリン」は、他のアシカのようにお腹を付けて滑ることをしない「すべらないアシカ」なのです。これを受験にすべらないことと掛け、合格祈願の神様として三浦七福神めぐりの海南(かいなん)神社にご祈願いただきました。このことから、技芸と学問の神である弁財天に見立てています。
御分霊
アシカのマリンを合格祈願の神様として、海南神社にてご祈願いただいたものです。

第四番 布袋尊(ペンギン)

キタイワトビペンギン
本種は、一度ペアをつくると生涯相手を変えずに産卵する習性を持ちます。当館で飼育しているキタイワトビペンギンの中にも、入館以来同じペアで産卵を続け、国内記録となる9羽を繁殖した個体が存在しています。この夫婦円満な様子から、開運・良縁・子宝の神である布袋尊に見立てています。
御分霊
油壺マリンパークでもっとも繁殖をしているオスの相手が産んだ卵を、三浦七福神めぐりの見桃寺(けんとうじ)にてご祈願いただいたものです。

第五番 寿老人(チョウザメ)

バルチックチョウザメ
バルチックチョウザメは、絶滅危惧動物としてワシントン条約で保護されている希少な生物で、日本国内においては唯一当館が飼育展示しています。1975年に西ドイツのウィルヘルマ動物園より寄贈されてから現在に至るまで、実に四十年以上の飼育実績があり、このことから無病と長寿の神である寿老人に見立てています。
御分霊
1975年にマリンパークに入館し、20年間の飼育の後、1995年に死亡した個体の頭部骨格と鱗を、三浦七福神めぐりの白髭(しらひげ)神社にてご祈願いただいたものです。

第六番 福禄寿(カメ)

イシガメ
イシガメは、2008年に他館より寄贈され、入館しました。生後間もないイシガメは、甲羅が平たく、銭(江戸時代の硬貨)に似ていることから「銭亀」と呼ばれ、金運の縁起物として扱われています。また、亀は鶴とともに古くから長寿の象徴とされており、このことから長寿と財宝の神である福禄寿に見立てています。
御分霊
甲羅と頭部・尾の骨を、三浦七福神めぐりの妙音寺(みょうおんじ)にてご祈願いただいたものです。

第七番 大黒天(サメ)

シロワニ
サメは、地方により「ワニ」と呼ばれ、このシロワニも「白いサメ」というところからその名がついたと言われています。サメは生涯、歯が古くなると抜け落ち、新しい歯に生え変わります。二尾のシロワニが泳ぐ大回遊水槽の底にも、稀に古くなった歯が抜け落ちていることがあります。この様子を、豊作の神である大黒天に見立てています。
御分霊
展示中のシロワニから抜け落ちた歯を三浦七福神めぐりの延壽寺(えんじゅじ)にてご祈願いただいたものです。
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